(目的)

第1条　この規程は、丹波市の管理する林地荒廃防止施設(以下「施設」という。)の機能を維持し、その危害の防止を図ることを目的とする。

(定義)

第2条　この規程において「施設」とは、林地に崩壊が発生し、人命財産等に直接危害を及ぼし、又は及ぼすおそれがある箇所についてこれを防止するため市が実施する県単独補助治山事業及び林地崩壊防止事業と兵庫県が実施する県単独県営治山事業により設置した施設又はこれに付随した施設をいう。

(標示等の保全)

第3条　市長は、前条の施設を明らかにするため、施工時に設置された工事歴板等の保全に努めるものとする。

(禁止行為)

第4条　施設の設置箇所について、人為的にその形状及び植生を変えてはならない。ただし、市長は、次の各号のいずれかに該当する場合は、許可をすることができる。

(是正処置)

第5条　市長は、前条に違反し、施設の機能を失わせた者に対し、施設の設置に要した費用の全部又は一部を弁償させ、施設の機能を回復せしめるものとする。また、これに基因して発生した災害については、その者に対し責めを負わせるものとする。

(施設災害に対する復旧措置)

第6条　市長は、災害により施設が被災した場合、これを復旧するものとする。

(施設の点検整備)

第7条　市長は、事業完了後の施設の点検整備の状況等を治山施設工事台帳に記録するものとする。