年間計画 令和4年度
郷土の現代日本画展 親子の系譜 〈併催〉丹阿弥丹波子展 メゾチントからうかぶモノ
2022年4月9日(土曜日) ~5月5日(木曜日・祝日)
丹波ゆかりの作家から、親子二代にわたって現代日本画家として活躍した、常岡文亀・幹彦父子と山本茂斗萠・中尾英武父子を取り上げます。併催展として丹阿弥丹波子による「メゾチント」の銅版画を展示します。日本画家の父・丹阿彌岩吉とは異なる画材・手法ですが、親子で同じ絵画の道を歩む作家の一人です。
きかんしゃトーマス展 ソドー島のなかまたちが教えてくれたこと
5月14日(土曜日) ~ 7月24日(日曜日)
絵本の出版から75年以上経った今も人気の「きかんしゃトーマス」シリーズの展覧会です。本展では約180点の絵本挿絵の原画を展示するほか、特別アニメ映像や撮影に使用された立体模型、そして走るジオラマなども展示し、トーマスの世界に入り込んだ気分を味わっていただけます。
村田エミコ展 ひらいてみよう!木版画のとびら 8月6日(土曜日) ~ 9月4日(日曜日)
「こどものとも」など児童書を中心に手がけている絵本作家の村田エミコの展覧会を関西で初めて開催します。村田エミコは『そばやのまねきねこ』(岩崎書店)など、日常や不思議な世界を温かくユーモアに溢れた視線で描く作品を数多く発表しています。活動初期から最新作までの絵本作品の原画に併せて、オリジナルの版画作品や暖簾などを展示します。
美人画開花 培広庵コレクション展 9月17日(土曜日) ~ 11月6日(日曜日)
明治から昭和にかけて活躍した日本画家による作品およそ130点から構成されている培広庵コレクションから、美人画の名品を紹介します。収蔵作家は上村松園をはじめ鏑木清方、島成園など約60名に及びます。その時代の社会や価値観を反映した人物の容貌や髪型、着物の表現をお楽しみください。
梶原遺跡出土品県文化財指定記念展
〈併催〉知ってほしい!ウエビの工芸展 アジア・太平洋の「用の美」
11月26日(土曜日) ~ 12月25日(日曜日)
市島町・梶原遺跡出土「犂(からすき)」が県の文化財に指定されたのを記念して、指定の犂2点をはじめ、市内の資料館などで収蔵されている考古資料や同じ機能を持つ近現代の道具などを展示します。また、「日用品の造形」をテーマとする本企画展の併催展として、「用の美」をコンセプトにアジア・太平洋地域の工芸品を紹介します。
日中国交正常化50周年記念 五岳巡礼展(仮) 2023年1月14日(土曜日) ~ 3月12日(日曜日)
本展では、日中国交正常化50周年を記念して、館蔵品の中国絵画・陶磁板画・陶磁器から霊山を描いた作品を中心に展示し、中国における山岳信仰や人々の暮らしを紹介します。併せて日本の山岳を描いた作品も展示し、両国の共通点や違いを紹介します。
注意事項
上記の展覧会や日程は予定です(令和4年4月時点)。予告なく変更になる場合がありますので、詳しくは植野記念美術館までお問い合わせください。