TAMBA地域づくり大学2020
TAMBA地域づくり大学2020 実施報告
あなたの「好き」や[楽しい」が、誰かの「ありがとう」や「うれしい」をつくれるかも
2020年度の地域づくり大学は丹波市内の地域のことを6つのテーマで学ぶ科目別講座と、学んだことを踏まえて「何か行動を起こしたい」「取り組みたい」方のための全科目共通ワークショップの“6科目12講座”と“2つのワークショップ”を開講しました。
TAMBA地域づくり大学2020 各講座の様子
2020年10月31日(土曜日)TAMBA地域づくり大学2020の開校式
講師の塩見直紀さん(半農半X研究所代表)による「興味からはじまる地域づくりの第一歩」の講演と、塩見さんと各講座講師によるトークセッション
2020年11月21日(土曜日)
獣害(1)「獣害対策を通して地域を元気にする」
講師:特定非営利活動法人里地里山問題研究所代表 鈴木克哉さん
内容:被害対策ベースで考えれば、確実な方法で「害」は軽減すること、被害農家・住民に利益が回る仕組みをつくること 等
メディア(1)「みんなでつくるラジオの可能性」
講師:FM805たんばサポーターズクラブ副会長 足立純子さん
内容:番組を作っていく方々の体験談、コロナ禍でのラジオの可能性について、ラジオを通して感じたこと 等
2020年11月29日(日曜日)
防災(1)「地域で取り組む“支え支えられ”の防災」
講師:認定NPO法人まちコミュニケーション代表 宮定章さん
内容:25年前の避難所と現在の避難所の比較、災害では助かった命、救えたかもしれない命「災害関連死」を防ぐことの重要性 等
空き家(1)「丹波市の空き家の現状や悩み、解決例」
講師:丹波空き家の相談所・宅地建物取引士 西垣雄一さん
内容:空き家とは何か、丹波市内の空き家の状況、空き家の相談解決・未解決事例 等
2020年12月5日(土曜日)
本(1)「図書館との付き合い方」
講師:丹波市立中央図書館 大西英幸さん
内容:丹波市の図書館での市民活動、本に保護フィルムを貼る図書館員の作業体験 等
2020年12月6日(日曜日)
支え合い(1)「近所の支え合いが根付く地域づくり」
講師:新井自治協議会 地域コミュニティ活動推進員 田中義人さん
内容:避けられない人口減と高齢化について、日本人は助け合いが苦手なのかどうか 等
2020年12月19日(土曜日)
メディア(2)「自分発信で楽しむラジオのすゝめ」
講師:丹波悠遊の森施設長 橋本功さん ゲスト:川浦弘貴さん
内容:好きなことを発信すると仲間ができること、何でもない日常や疑問でも聞いてもらうことにより価値が生まれることがある、臆せず発信することの大切さ 等
獣害(2)「市民が実践する獣害対策の現場」
講師:兵庫県森林動物研究センター 森林動物専門員 大田康之さん
内容:シカ、イノシシ、クマ、サル、アライグマの特徴や被害の状況、獣害対策の考え方は集落を野生動物にとって居心地悪くエサが少ない場所にすること 等
2020年12月20日(日曜日)
防災(2)「身近な災害と日頃の備え」
講師:みんなで減災し隊!代表、防災士 中村伸一郎さん
内容:50年に一度、100年に一度の災害は毎年やってくる。「まさか私が」はもう通用しないこと、学んでいれば守れた命があること 等
空き家(2)「空き家の活用とまちづくり」
講師:佐治倶楽部事務局ほか 出町慎さん
内容:佐治倶楽部が主体となった佐治地域での空き家活用の事例とまちづくりビジョン、今後の展開、各空家の活用事例 等
2021年1月9日(土曜日)
支えあい(2)「認知症の方々を地域で受け止める活動」
講師:注文をまちがえる喫茶店「だんない」実行委員会委員長 法橋聡さん
内容:自分個人の課題として始まった認知症の方の社会参加、活動のはじまり 等
本(2)「本のある暮らし、本のある町」
講師:関西大学佐治スタジオ室長 植地惇さん
内容:誰もが親しみやすい「本」がいろんな人を巻き込めること、参加者ワークショップ 等
2021年1月24日(日曜日)、2月14日(日曜日) 全科目共通ワークショップ
講座での学びを振り返り、受講生同士の学びの共有、対話を促し、相互の学びと行動計画づくりを行いました。
2021年2月28日(日曜日) 修了交流会
ワールドカフェ形式で、ワークショップ参加者のひとりひとりの行動計画シートについて、受講生が入れ替わり質問・アドバイスやその内容をもとに対話、交流を行いました。