2021年フィールドの四季
早春のフィールド(2月9日)
青垣いきものふれあいの里のフィールドにセツブンソウが咲き始めました。可憐な春を告げるセツブンソウを紹介します。
ビジターセンターから少しあがった所の池にはザゼンソウの仏炎苞が頭を出しています。ひと足早い春をお楽しみください。
セツブンソウ(キンポウゲ科)
ザゼンソウ(サトイモ科)
2月22日のフィールド
春を告げるセツブンソウ。2月18日には雪の中で凛と咲いているのが愛おしいです。
トンボの池のザゼンソウは仏炎苞の中で花が座っています。
セツブンソウ(キンポウゲ科)
ザゼンソウ(サトイモ科)
3月のフィールド
春分の日を過ぎると春を待ちわびたようにフィールドの花たちが咲き始めました。
キンキマメザクラ、ヒョウガミズキ、ヒサカキ、クロモジの樹木や足元ではシュンランやアマナが咲いています。
キンキマメザクラ(バラ科)
ヒュウガミズキ(マンサク科)
シュンラン(ラン科) アマナ(ユリ科)
ザゼンソウ(サトイモ科) アセビ(ツツジ科)
ヒサカキ(ツバキ科) クロモジ(クスノキ科)
4月のフィールド
今年は自然界の花が早く咲いているようです。フィールドに咲いている花を紹介します。フィールド全体の写真もいつもの年に比べると鮮やかな彩りより新芽の色に進んでいるようです。
フィールド全体 ヤマザクラ(バラ科)
コバノミツバツツジ(ツツジ科) アケビ(アケビ科)
シュンラン(ラン科) ヤブツバキ(ツバキ科)
トキワイカリソウ(メギ科) チゴユリ(ユリ科)
トリガタハンショウヅル(キンポウゲ科) ヤマブキ(バラ科)
ヤブレガサ(キク科) エビネ(ラン科)
5月のフィールド
ゴールデンウィークから雨の日が多く、16日には近畿でも梅雨入り、フィールドの新緑が一段と映えています。フィールドに咲いている花や鉢などに咲く花を紹介します。どこにでも咲くニガナですがフィールドの遊歩道一面に咲いている中を歩くと楽しくなります。ニガナの咲く遊歩道を進むと色鮮やかなヤマツツジやタニウツギが目に入ります。ビジターセンターの周辺ではヤマボウシが咲き始めています。フィールド散策してみませんか。
キンラン(ラン科) ギンラン(ラン科)
オグラコウホネ(スイレン科) カザグルマ(キンポウゲ科)
ニガナ(キク科) コバノタツナミ(シソ科)
ヤマツツジ(ツツジ科) タニウツギ(スイカズラ科)
ヤマボウシ(ミズキ科)
6月のフィールド
梅雨の中休みでしょうか。夏日の暑い日が続いています。青垣いきものふれあいの里のフィールドではササユリが見ごろで昨年より広い範囲で咲いています。満開のヤマボウシの足もとではホタルブクロが咲き始め、トンボ池ではモリアオガエルが木の枝に泡に包まれた卵塊を産み付けています。ぜひ、フィールド散策で初夏の風を楽しんでください。
ササユリ(ユリ科)
ヤマボウシ(ミズキ科)
ホタルブクロ(キキョウ科) モリアオガエルの卵塊
7月のフィールド
近畿地方も7月17日に梅雨明けしました。青垣いきものふれあいの里のフィールドはもうすっかり夏です。蝉の賑やかな鳴き声の中、コクワガタやミヤマクワガタの活動が始まりました。足元はネジバナ、オニユリ、紫色のホタルブクロ、カワラナデシコ、ノカンゾウも咲き始めました。ぜひ、フィールド散策で夏をエンジョイしましょう。
オニユリ(ユリ科) ネジバナ(ラン科)
カワラナデシコ(ナデシコ科) ウツボグサ(シソ科)
ホタルブクロ( キキョウ科) ヤマボウシの実
8月のフィールド
暦の上では8月7日から立秋ですが夏の暑さはまだまだ厳しい時期です。ところが耳を澄ますと虫の鳴き声に秋を感じますね。自然界では季節が進んでいるようです。フィールドで秋の七草が目につきかけました。紹介します。
キキョウ(キキョウ科) オミナエシ(オミナエシ科)
カワラナデシコ(ナデシコ科)
ゲンノショウコ(フウロソウ科) キツネノカミソリ(ヒガンバナ科)
ノカンゾウ(ユリ科)
9月のフィールド
「暑さ寒さも彼岸まで」と言うように朝夕しのぎやすくなってきました。今年はヒガンバナも例年より一週間くらい早くから咲きはじめました。フィールドの秋を感じる花や木の実を紹介します。
ヒガンバナ(ヒガンバナ科) オミナエシ(オミナエシ科)
ススキ(イネ科) サワヒヨドリ(キク科)
クロバナヒキオコシ(シソ科) ミゾソバ(タデ科)
ヘクソカズラ(アカネ科) ガマズミ(スイカズラ科)
10月のフィールド
今年は記録的な残暑にみまわれて10月になっても夏日があるくらい暑かったです。最近やっと暑さが和らぎ、いきなり秋本番の体感が訪れました。
青垣いきものふれあいの里フィールドも一気に秋が深まって様変わりしています。木の実や花を紹介します。
コバノガマズミ(スイカズラ科) クヌギ(ブナ科)
イナカギク(キク科) リンドウ(リンドウ科)
ワレモコウ(バラ科) アキノキリンソウ(キク科)
サラシナショウマ(キンポウゲ科) コウヤボウキ(キク科)
12月のフィールド
山粧う秋が行き山眠る冬が来るそんな季節になりました。12月2日の朝には青垣いきものふれあいの里の裏山に初冠雪を迎えました。
遊歩道は落ち葉の絨毯。サクサクと踏みしめながらフィールド散策を楽しみましょう。フィールドの木の実を紹介します。
コバノガマズミ(スイカズラ科) ツルリンドウ(リンドウ科)
サルトリイバラ(ユリ科) ソヨゴ(モチノキ科)
ムラサキシキブ(クマツヅラ科) アオツヅラフジ(ツヅラフジ科)
ナツハゼ(ツツジ科) カマツカ(バラ科)
ヤブコウジ(ヤブコウジ科)