丹波市立看護専門学校 卒業記念講演を行いました
印刷用ページを表示する 掲載日:2022年3月7日更新
卒業記念講演を行いました
令和4年3月3日
今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で、終末期実習がすべて学内実習に変更となりました。 卒業予定学生から、人生最期のステージにいらっしゃる患者さんのイメージがつきにくいため、『終末期の看護倫理』について深く学びたい、と希望がありました。
Chiyomi Kubota Care研究所 代表 久保田千代美先生をお招きし、『終末期の看護倫理』~エンド・オブ・ライフ・ケアと看護師の役割~をテーマに、記念講演を行いました。
講演の中で、終末期医療に関しての患者さんの思いに看護師はどのように関わっていくのか、患者さんへの寄り添い方や家族への対応の仕方、「聞く」と「聴く」の違いや、物語られる人生、大切な人への手紙など、たくさんの実例を挙げて教えていただきました。 明日卒業を迎える三年生にとって、4月からの看護活動に活かしていける実り多い講演となりました。
久保田先生、ご教授を誠にありがとうございました。