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丹波市教育委員会 教育長挨拶

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年4月1日更新

“丹(まごころ)の里”丹波市の教育

丹波市教育長 丹波市教育長 岸田隆博

 丹波市教育委員会ホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

 今回改訂された新学習指導要領全体の基本となる理念として、「社会に開かれた教育課程」という考え方が示されました。こうした理念が提言されたのは、社会の変化の中で学校教育が果たすべき役割を問い直す必要があるからです。

 今日、社会の様々な領域で急速に変化が進み、予測が困難な複雑で変化の激しい時代を生き抜くためには、どのような課題に遭遇しても決してあきらめることなく、かといって一人で背負い込むことなく、多様な人と関わり、コミュニケーションを取りながらよりよい解決策を見出す力をはぐくむ必要があります。

 そこで、昨年度に引き続き「地域に誇りを持ち、自分たちの未来を創る人づくり」を基本目標に、一人ひとりが未来の創り手となるために必要な資質・能力をはぐくむために、「学び続ける力」「新しい価値を創造する力」「社会で自立できる力」の三つの力を身に付けさせ、子どもたちが、「わたしにもできる わたしだからできる」と、夢や希望を抱く教育を市民総がかりで展開してまいります。

 具体的には、「ICT」、「外国語」、「主体的・対話的で深い学び」をキーワードに、10の重点施策を中心とした取組を推進してまいります。

 ICTを活用した学びについては、児童生徒の発達段階を考慮しながら、情報モラルを含む情報活用能力等の学習の基盤となる資質・能力を育成するため、各教科等の特性を生かし、教科等横断的な視点から教育課程の編成を図ってまいります。また、1人1台のタブレット整備等のICT環境整備や、プログラミング教育をはじめとするICTを活用した学習活動の充実を図り、情報活用能力を育成してまいります。

 外国語指導の充実については、今年度から小学校5・6年生において、教科としての「外国語」が始まります。外国語を用いたコミュニケーションの基礎となる資質・能力の育成を図るため、ICTを活用した国際交流学習の充実や、「外国語教育カリキュラム」を活用した小学校外国語教育の授業づくりに取り組みます。また、中学校3年生を対象とした「英語検定チャレンジ事業」の継続、夏季休業日を活用した英検の無料対策講座を開設するなど、生徒が目的意識を持って授業に臨み、自らの英語力を向上させようとする学ぶ意欲を高める外国語教育をめざし、取組を強化してまいります。

 主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善の推進については、指導者の普段の授業改善への姿勢が必要であり、子どもたちそれぞれの興味や関心をもとに、一人ひとりの個性に応じた、多様で質の高い学びを引き出すことが大切になります。そこで、自ら学び続ける姿勢を持ちつつ、友だちの考えも取り入れながら自分の考えを深め、その知識や考え方をもとに問題を解決したり、新しい価値を創造したりする「主体的・対話的で深い学び」の視点に立った授業改善を行い、質の高い学びを実現してまいります。

 施策の実現にあたっては、学校教育だけではなく、家庭も地域もそれぞれの役割を再認識し、市民総がかりで取り組む必要があります。そこで、「開かれた学校」から更に一歩踏み出し、地域でどのような子どもたちを育てるのか、何を実現していくのかという目標やビジョンを地域住民等と共有し、地域と一体となって子どもたちをはぐくむ「地域とともにある学校」づくりに向けて、コミュニティ・スクールのさらなる充実に努めてまいります。

 市民、関係各位におかれましては、これからの丹波の教育をご理解いただき、気運を盛り上げていただくとともに、さらなるご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。