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子宮頸がん予防ワクチン定期接種について

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年11月6日更新

子宮頸がん予防ワクチンの予防接種について

  子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)は、平成25年(2013年)4月1日より定期予防接種として実施していますが、因果関係は不明ながら持続的な疼痛が接種後に報告されたことから、厚生労働省より「副反応の発生頻度がより明らかになり、適切な情報提供ができるまでの間、積極的な接種の勧奨を差し控える」との通知を受け、同年6月14日から接触的な接種勧奨が差し控えられています。
  そのため、現在も積極的に接種を勧めてはいませんが、接種を希望される対象年齢の方は定期接種として無料で予防接種を受けることができます。(対象年齢を過ぎた場合は自費になります。)

   接種される場合は、予防接種の効果・予想される副反応等について保護者及び接種する本人も理解していただき、接種医師ともよくご相談のうえ接種してください。

厚生労働省 ヒトパピローマウイルス感染症の定期接種の対応について(勧告) [PDFファイル/313KB]

子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス感染症)について

  子宮頸がんとは、子宮の入り口(頸部)にできるがんのことです。おもにヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスが原因で発症します。自覚症状はほとんどありませんが、進行すると茶色のおりものや月経に関係のない出血、下腹部の痛み、性行為の際の出血等の症状が現れます。
  HPVには多くの種類がありますが、このうち15種類が子宮頸がんのハイリスクに分類されています。現在使用されているワクチンは、すべてのHPVの感染を防ぐものではありませんが、子宮頸がんの原因の約60~70%を占める16型・18型の2種類のウイルス感染を予防します。
  HPVに感染しても、多くの場合は自然に検出されなくなりますが、一部が数年~数十年間かけて前がん病変の状態を経て子宮頸がんを発症します。子宮頸がんは国内では年間約10,000人が発症し、年間約3,000人が死亡すると推定されています。
  ワクチンでHPV感染を防ぐとともに、子宮頸がん検診によって前がん病変を早期発見し早期に治療することで、子宮頸がんの発症や死亡の減少が期待できます。

定期接種対象年齢および回数

小学校6年~高校1年生相当年齢の女子 計3回
(標準的な接種時期は中学1年生)

接種ワクチン・スケジュール

    2種類のワクチン(サーバリックス:2価、ガーダシル:4価)があります。 どちらか一方のワクチンを使用し、3回とも同じワクチンで接種してください。妊娠中もしくは妊娠している可能性がある場合は原則接種できません。

 ※ワクチンの流通状況によって、初めて接種を開始する場合はガーダシルをお選びいただく場合があります。

【ワクチンとスケジュール】
  サーバリックス(2価) ガーダシル(4価)
標準的な間隔 1月以上の間隔を置いて2回接種した後、1回目の接種から6月の間隔をおいて1回 2月以上の間隔を置いて2回接種した後、1回目の接種から6月の間隔をおいて1回
標準的な接種方法をとることができない場合 1月以上の間隔を置いて2回接種した後、1回目の接種から5月以上、かつ2回目の接種から2月半以上の間隔をおいて1回 1月以上の間隔をおいて2回接種したあと、2回目接種から少なくとも3月以上の間隔をおいて1回接種

副反応について

HPVワクチン接種後に見られる主な副反応として、発熱や接種した部位の痛みや腫れ、注射による痛み、恐怖、興奮などをきっかけとした失神などが挙げられます。

【主な副反応】
頻度  サーバリックス  ガーダシル
10%以上  痒み、注射部位の痛み・赤み・腫れ、腹痛、筋痛・関節痛、頭痛、疲労 など  注射部位の痛み・赤み・腫れ
1~10%未満  じんま疹、めまい、発熱 など  注射部位の痒み・出血・不快感、頭痛、発熱 など
1%未満  注射部位の知覚異常、しびれ感、全身の脱力  手足の痛み、腹痛 など
頻度不明  手足の痛み、失神、 など  疲労感、失神、筋痛・関節痛 など

また、ワクチン接種後に見られる副反応が疑われる症状については、接種との因果関係を問わず収集しており、定期的に専門家が分析・評価しています。その中には、稀に重い症状の報告もあり、具体的には以下のとおりとなっています。

【重い症状の報告】
病気の名前  主な症状  報告頻度※
アナフィラキシー  呼吸困難、じんましんなどを症状とする重いアレルギー  約96万接種に1回
ギラン・バレー症候群  両手・足の力の入りにくさなどを症状とする末梢神経の病気  約430万接種に1回
急性散在性脳脊髄炎 (ADEM)  頭痛、嘔吐、意識の低下などを症状とする脳などの神経の病気  約430万接種に1回
複合性局所疼痛症候群 (CRPS)  外傷をきっかけとして慢性の痛みを生ずる原因不明の病気  約860万接種に1回

  ※2013年3月までの報告のうちワクチンとの関係が否定できないとされた報告頻度

 

参考

 小学校6年生から高校1年生相当の女の子と保護者の方への大切なお知らせ(概要版) [PDFファイル/3.27MB]

 小学校6年生から高校1年生相当の女の子と保護者の方への大切なお知らせ(詳細版) [PDFファイル/4.44MB] 

 子宮頸がんワクチンを受けた方へ [PDFファイル/1.28MB

 厚生労働省ホームページ https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/index.html

  厚生労働省 子宮頸がんワクチンQ&A https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/qa_shikyukeigan_vaccine.html

 兵庫県ホームページ  相談窓口

 丹波市接種医療機関一覧 [PDFファイル/103KB]