令和6年度麻しん風しん

更新日:2024年04月01日

ページID: 1999

麻しん風しん混合(MR)予防接種について

麻しん風しんとは

麻しん

 麻しんウイルスの空気感染によって起こります。「はしか」としてよく知られ、予防接種のないころには感染力が強いため、ほとんどすべての子どもがかかり、年間1万人の死亡数もあったことのある重症感染症です。
 潜伏期間は約10日から12日で、発疹を認め、高熱を伴います。合併症は約40%に認め、肺炎、気管支炎、中耳炎、脳炎などがあり、脳炎の合併症は患者約1,000人に1から2人の割合で発生します。
 また、予防接種をうけずに麻しんにかかった人は、約千人に1人の割合で死亡すると言われています。

風しん

 風しんウイルスのの飛沫感染によって起こり、潜伏期間は2から3週間です。軽い風邪症状ではじまり、発疹、発熱、首や耳の後ろのリンパ節の腫れなどが主症状です。発疹も熱も3日程度で治るので、『3日ばしか』と呼ばれることもあります。
 妊婦が妊娠初期にかかると、先天性風しん症候群と呼ばれる病気により、心臓病、腎臓病、白内障、聴力障がいなどの障がいをもった児が生まれる可能性が高くなります。
 風しんは、麻しんに比べると比較的軽症ですが、近年成人の間で流行し、問題となっています。

対象者と接種回数

1期対象者

 生後12月から24月に至るまでの間にある者(2歳の誕生日の前日まで)

 接種回数 1回

2期対象者

 5歳から7歳未満(小学校就学前の1年間)の者

 令和6年度対象者:平成30年4月2日~平成31年4月1日生まれ

 接種回数 1回

この記事に関するお問い合わせ先

健康課
〒669-3464 兵庫県丹波市氷上町石生2059番地5
丹波市健康センターミルネ2階
電話番号:0795-88-5750

メールフォームによるお問い合わせ