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ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)対策について

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年9月1日更新

 

 

ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)対策について

近年、丹波市においてもジャンボタニシによる水稲の食害が確認されています。防除方法を組み合わせて実施することで、より大きな効果が期待できます。各水稲生産者が防除を意識し、地域全体で防除に取り組みましょう。

生態・特徴

南米原産の淡水巻貝で、一般的な成貝の殻高は2~3cm程度であり、田植え直後の稲のような柔らかい草などを食します。乾燥に強く、水がなくても土中に浅く潜り、半年以上生存することができます。耐寒性は高くありませんが、殻高が1~2cm程度の未成熟の会は、越冬率が高くなります。

卵塊は濃いピンク色で水上の植物などに産み付けられ、およそ2週間で孵化します。環境によっては3、4日に一度産卵します。

ジャンボタニシ

防除方法

様々な防除を組み合わせて実施することで、より大きな効果が期待できます。

浅水管理

ジャンボタニシは水中でないと摂食できません。貝が水稲に被害を及ぼすのは、田植え後3週間程度の稲が柔らかい期間です。この期間は水深を4cm以下にすることで、食害を減らし、また活動範囲を制限します。

水路からの侵入防止

圃場内の個体数を増やさないため、取水口や排水口に9mm程度の目合いのネットを設置します。ネット内の貝は水路などに放ったりせず、踏みつぶすなどして確実に殺貝します。

捕殺

籠網やペットボトルなどでトラップを作成し、ジャンボタニシの餌となるもの(柔らかい野菜くずや米ぬか、鯉の餌など)を誘引剤として入れ、捕獲します。誘引剤はトラップから流れ出たり貝に摂食されにくいよう、水切りネットなどに入れます。捕獲数が多い場合は、適切な場所に十分な深さをとって土中に埋却します。

水路の壁などに産み付けられた卵塊は潰すなどして殺卵します。卵塊が濃いピンク色の場合は、水中で呼吸ができないため、水中に削り落としても構いません。

ジャンボタニシは寄生虫(広東住血線虫)が寄生している場合があるため、捕殺の際はゴム手袋や作業用のトングなどを使用してください。素手で触った際は、石鹸でよく洗ってください。

冬季の耕うん

厳冬期にロータリー耕うんを行うことで、貝を破砕し寒風に晒します。破砕効果を高めるため、トラクターの走行速度を遅く、ロータリーの回転速度を速くします。貝は6cm未満の深度で越冬していることが多いため、6cm程度の深度で耕うんします。

ジャンボタニシの被害がない圃場に同じトラクターを移動させる際は、貝の持ち込みを防ぐため、アタッチメントやタイヤをよく洗います。

農薬・石灰窒素の使用

必ず登録された薬剤を使用し、使用する農薬等に応じて、使用方法や使用上の注意事項を守って使用しましょう。

関連リンク

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の被害防止対策について(農林水産省)(外部サイトへリンク)

スクミリンゴガイ対策について(兵庫県)(外部サイトへリンク)