丹波市DV相談支援センター

更新日:2024年10月01日

ページID: 1474

丹波市DV相談支援センター(丹波市配偶者暴力相談支援センター) 0795‐86-8730

 DV相談支援センターでは、DV被害者からの相談に応じ、いろいろな支援制度の手続きの方法や制度の情報提供、申立て書類の作成のお手伝いなどを行います。性別に関わらず、誰もが被害者になる可能性があります。心配なことや相談したいことがあれば遠慮なくご相談ください。

  • (注意)夜間、土曜日・日曜日・祝日、年末年始は、丹波市役所(宿日直)までお電話ください。 0795-82-1001
  • (注意)身の危険を感じたら、迷わず110番してください。

ひとりで悩んでいませんか?

DV(ドメスティック・バイオレンス)とは、

配偶者や恋人など、親密な関係にある相手から振るわれる暴力のことです。

対等な関係でなく、暴力によって相手を萎縮させ思い通りにしようとして上下関係(支配)をつくりだします。

DVの加害者は、「従わない方が悪い」と被害者を責め、支配するための手段、あるいは服従しないことに対する罰として暴力を振るいます。

配偶者暴力は、犯罪となる行為も含む重大な人権侵害です。

暴力の形態

  • 身体的暴力…殴る、蹴る、首を絞める、髪をひっぱるなど
  • 精神的暴力…大声で怒鳴る、脅す、何を言っても無視する、人前で侮辱するなど
  • 社会的暴力…携帯電話をチェックする 実家や友人との付き合いを制限するなど
  • 経済的暴力…生活費を渡さない、支出をチェックする 外で働くのを嫌がるなど
  • 性的暴力…性的行為を強要する、避妊に協力しないなど
  • 子どもを利用した暴力…子どもの前での暴力や暴言、子どもに危害を加えるなど

DVチェックしてみませんか?

あなたとパートナーとの関係で、次のDVチェック項目に当てはまるものはありませんか?当てはまる項目があれば、それはDVかもしれません。

DVチェックリスト

  • 「バカだ」「何もできない」など、人格を傷つける暴言を吐く。
  • うまくいかないことがあると、なんでも相手のせいにする。
  • 「誰に食べさせてもらっているんだ」と怒鳴る。
  • 怒ると物を投げつけたり、壁を叩いたりする。
  • 何を言っても無視して口をきかない。
  • 殴ったりけったりする。
  • 望まない性行為を無理やり強要する。
  • 避妊に協力しない。
  • 実家や友達との付き合いを制限する。
  • 携帯電話をチェックする。
  • 生活費を渡さない。
  • 子どもの前でバカにしたり、殴ったりする。
  • 「自殺する」と言って脅す。

 いつものことと思っているに日常の一コマも、ひょっとしたらあなたを支配しようとする暴力かもしれません。もし、つらい思いをしていたら、不安を感じたら、DVかな?と思ったら、ひとりで悩まないで信頼できる人や専門窓口に相談してください。

DV被害者への影響

DVは、被害者の心や身体に深刻な傷を残してしまいます。

多くの場合、加害者と離れても精神的な影響は続きます。被害者は長い時間をかけて心に残った深い傷を癒していかなければならないのです。

<身体的な影響>

あざ、打ち身、切り傷、やけど、骨折、失明などがあります。

後遺症が残ったり、さらには死に至ることもあります。

<精神的な影響>

自信がなくなる、生きる気力を失う、将来への不安、孤独感、恐怖感、無力感、絶望感、集中力の欠如、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などがあります。

仕事を続けられなくなったり、子どもへの虐待につながったりする場合もあります。

【精神面における後遺症…PTSDとは】

DV等の強い精神的衝撃を受けた体験がトラウマになり、何度も思い出してその時と同じような恐怖を感じ続ける病気のことをいいます。症状としては、フラッシュバック・不眠症状・抑うつ症状・解離症状・食欲不振・イライラ感・倦怠感・無力感・不安感といったものがあります。

子どもへの影響

 DVは子どもの成長にとって大切な安全・安心を根底から壊してしまいます。直接子どもが暴力を受けるのはもちろん、暴力を身近で見聞きすることも、子どもの心や体に様々な影響を与えます。「児童虐待の防止等に関する法律」では、児童の目の前で家族に暴力を振るうことは児童虐待にあたるとされています。

 「自分のせいでDVが起こっているんじゃないか…」「自分がいるからお母さん(お父さん)が逃げられない…」と、DVについて、自分を責める子どもも少なくありません。

 子どもは、暴力の環境にさらされると、感情表現や問題解決の手段として、暴力を用いることを習得してしまうこともあります。

 できる限り、暴力の傷を最小限にとどめ、一刻も早くあなたと子どもが、安心して安全な環境で暮らせることが大事です。

友人や知人からDVのことを相談されたら

(1)話をじっくり聴きましょう

 まずは、被害者がおかれている状況や被害者の恐怖や不安を理解することが大切です。そのためには、被害者の心情に配慮し、じっくり話を聴いてください。

(2)被害者の行動を非難しない

 間違っても、「相手の気に障ることを言っているのでは?」「あなたも悪いところがあったのでは?」と被害者を責めるようなことは言わないようにしましょう。

(3)「あなたは悪くない」と伝えましょう

 被害者の多くは、暴力を振るわれたのは自分のせいだと、自分を責めてしまいます。あなたは悪くないと伝えることは、被害者のつらい気持ちを軽くします。

(4)暴力を容認しない

 「そのくらいの夫婦喧嘩ならみんなやっている」「子どものために我慢した方がいい」などと、暴力を容認することを言わないようにしましょう。

(5)安全確保を優先しましょう

 DVは、命にかかわる危険を伴う問題です。相談を受けたら、被害者の安全を確保することが最優先です。危険だと感じたら、被害者に警察などへ相談するよう伝えてください。

(6)秘密を守る

 被害者の秘密が加害者に漏れると大変危険です。相談を受けた内容は、被害者の承諾なしに決して口外しないでください。

発見者による通報の努力義務について

配偶者暴力防止法では、『配偶者からの暴力を受けている者を発見した者は、その旨を配偶者暴力相談支援センターまたは警察官に通報するよう努めなければならない』と定めています。家族や親族、友人や知人がDVを受けているかもしれないと思った時は、DV相談支援センター(0795-86-8730)までご相談ください。

相談先一覧

 ひとりで抱え込まないでまずは相談してください。自分たちだけ解決するのはとても難しい問題です。相談してみることで、ひとりでは気づかなかった解決方法が見つかるかもしれません。一緒に考えてくれる専門の相談窓口があります。プライバシーは守られますので、安心して相談してください。

パートナーからの 暴力に関する相談窓口
相談先 電話番号 対応内容
丹波市DV相談支援センター 0795-86-8730 8時30分~17時15分 (月曜日~金曜日/但し、祝日・年末年始除く)

悩みのほっとライン
(兵庫県女性家庭センター)

078-732-7700 9時00分~21時00分 (毎日)
身の危険を感じたら、迷わず110番へ
相談先 電話番号 対応内容

丹波警察署(生活安全課)

0795-72-0110 24時間対応 (毎日)

兵庫県警察ストーカー・DV相談電話

078-371-7830 24時間対応 (毎日)
女性のための悩み相談窓口
相談先 電話番号 対応内容
丹波市男女共同参画センター
【予約制】
0795-82-8684
(予約電話)
面接・電話・オンライン相談
(月1回実施/一人50分)
兵庫県立男女共同参画センター・イーブン 078-360-8551
  • 9時30分~12時00分
  • 13時00分~16時30分
(月曜日~土曜日)
男性のための悩み相談窓口
相談先 電話番号 対応内容
兵庫県立男女共同参画センター・イーブン 078-360-8553

毎月第1・第3火曜日

17時00分~19時00分

内閣府
相談先 電話番号 対応内容

DV相談+(プラス)

0120-279-889
(つなぐ・はやく)
9時00分~21時00分
(24時間対応)
メール相談・チャット相談もあり

DV相談ナビ

#8008
(シャープ・はれれば)

最寄の相談機関の窓口に電話が自動転送されます

子どもに関する相談窓口
相談先 電話番号 対応内容

丹波市家庭児童相談室

0795-88-5271 8時30分~17時15分(月曜日~金曜日/但し、祝日・年末年始除く)

児童相談所全国共通3桁ダイヤル

189(いち・はや・く) 24時間対応 (通話料無料)

この記事に関するお問い合わせ先

丹波市DV相談支援センター

電話番号:0795-86-8730