黒井城跡Q&A
黒井城跡について
黒井城について、当課に寄せられた質問をまとめています。
必ず一度目を通してから登城・お問合せください。
誰の城ですか
黒井城跡は「丹波の赤鬼」の異名をもつ荻野直正の居城です。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
黒井城跡に天守閣はありますか
黒井城跡に天守閣を含む建物は残っていません。
荻野直正の頃の土の城と、丹波攻めの後に黒井に入った斎藤利三以降に築かれた石垣が残されています。
また、建物が描かれている絵図が残されていないため、当時天守閣が存在したかも不明です。
描かれている絵図や図面をお持ちでしたら、当課までご連絡ください。
雲海はいつ頃見れますか
朝晩の冷え込みが厳しく、日中晴れることが条件ですが、秋から冬にかけて、日の出から午前中早めの時間に見ることができます。条件が良ければ、午前11時頃でも見ることができます。
また、当日雲海が発生しているか、最近発生しているかとお問合せをいただくことがありますが、当課は黒井城跡のある春日地域から離れた山南地域に事務所があるため、お答えできません。
続100名城のスタンプはどこに置いてありますか
春日住民センターに置いてあります。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
御城印はどこで販売していますか
申し訳ありませんが、丹波市役所で印刷・販売はしておりません。
印刷・販売している丹波市観光協会にお問合せください。
取材等についてはどこに相談すればいいですか
写真や赤色立体図の提供、内容によっては現地での案内や解説も行っておりますので、黒井城跡でのテレビ番組等の取材や撮影を考えられている方は、事前に当課までご相談ください。
現地撮影をされる場合は、許可申請等が必要になる場合がありますので、必ずご相談ください。
登城について
標高、主郭部までの所要時間はどれくらいですか
標高約356mですが、登城口との比高差は約250mになります。
所要時間は黒井駅から登城口まで徒歩約15分、登城口から主郭部まで約20分から50分になります。
山道になりますので、登山に適した靴・服装での登城をお願いいたします。
主郭部以外にも、各砦に行くことはできますか
可能ですが、向かう道は自然のままの山道です。
急な坂道もあるため、滑りにくい靴や手袋が必需品となります。
雨天時、積雪時でも登ることは可能ですか
特に規制はしていませんが、道中に岩盤が露出している箇所も複数あるため、登城の延期を検討してください。
どうしても登る場合は滑りにくい靴をはじめ安全な装備を用意して、十分注意してください。
ただし、各種警報が発令されている場合は登城を中止してください。
予約は必要ですか
必要ありません。
途中にある獣害柵を開けて登ってください。
柵を通った後は、必ず閉めてください。
登城できない時間はありますか
ありません。
ただし、登城口周辺にお住まいの方の迷惑になりますので、早朝は静かに登ってください。
また、国史跡ですので、ペグを打ち込む等してのテント設営は文化財保護法違反となりますのでおやめください。
駐車場はありますか
登城口に自家用車が数台停められる駐車場があります。
ただし、周辺にお住まいの方の迷惑になりますので、大声で騒ぐ、エンジンを掛けたままにするのはご遠慮ください。
また、中型・大型バスは停めることができませんし、途中の道も狭いため通行することができません。
登城口駐車場が満車の場合は、登城口まで歩いて15分の距離にある春日庁舎の駐車場をご利用ください。
熊・猪・蜂はいますか
黒井城跡内やその周辺で熊の目撃情報が増えています。また、令和3年6月23日には登城者が襲われる事件も発生しています。
熊は丹波市内いたるところに出没しているため、出没しない山はないと思われます。
そのため、一人ではなく集団で登る、熊避けの鈴を用意する、ラジオを流しながら登る等、安全に注意して登ってください。
また、当課に熊の出没情報についてお問い合わせが増えておりますが、人が襲われた時のみ警察等から情報が入ってきますので、申し訳ありませんがお問合せいただいてもお答えすることできません。
猪も、石踏の段付近がよく出没している場所で、巣が近くにあると言われています。
スズメバチやアシナガバチも、登城路周辺で巣を作ることがあります。
黒井城跡は自然の山に存在していますので、これらがいることをご了承の上で登城してください。
また、夜でも熊や猪は活動するので、野宿は大変危険です。火気厳禁であり、トイレもありませんので、野宿はおやめください。
お楽しみいただく上での注意事項
黒井城跡での食事は可能ですか
飲食していただくことは可能ですが、ゴミは各自で必ずお持ち帰りください。
カセットコンロは使用できますか
国の史跡になりますので、火気および危険物の使用は丹波市火災予防条例で禁止されていますのでおやめください。
喫煙所はありますか
ありません。史跡内での喫煙は丹波市火災予防条例で禁止されていますのででおやめください。
焚き火やバーベキューはしてもいいですか
史跡内での火気および危険物の使用は丹波市火災予防条例で禁止されていますのでおやめください。
しかしながら、近年、史跡内で焚き火をした痕跡や、主郭部でのカセットコンロを使用してのバーベキューをしている姿を複数回目撃しています。また、その写真をSNSへ投稿してるのも見受けられます。
史跡を傷めるだけでなく、場合によっては火が山全体に延焼して史跡が消滅する可能性もあります。
史跡内での火気および危険物の使用は絶対に行わないでください。
ペットの同行は可能ですか
特に規制はしていませんが、リードをつけていただく、糞尿の始末をしていただく等他の登城者への迷惑にならないようお願いいたします。
トイレはありますか
城跡内にはありません。
麓の興禅寺下にありますトイレが最後となります。
ドローンの使用はできますか
現在、特に規制はしていませんが、近年登城者が急増しているため安全には気をつけてください。
事前に当課までご連絡していただけば、把握している黒井城でのイベント情報は提供されていただきます。
また、何度かドローンを落としたので探してほしいとの連絡がきていますが、当課で探す事はしておりません。
ドローンの墜落が多発する、けが人が発生する、苦情が寄せられる等した場合、規制する可能性がありますので、十分安全等に気をつけて飛ばしてください。
自転車、バイクで通行することは可能ですか
近年、タイヤの痕跡を何度か発見しており、大変苦慮しています。
史跡を傷めることに繋がるため、絶対に自転車、バイクは使用しないでください。
瓦等が落ちているのですが、記念として持って帰ってもいいですか
瓦や石垣の石等の遺物は持ち帰らないでください。
また、掘り起こして瓦などを探すことは文化財保護法違反となりますので、絶対にしないでください。
主郭部でへこんでいる場所があります。近くの石で埋めてもいいですか
現地の改変は文化財保護法違反に繋がりますので絶対にしないでください。異常を見つけた場合は、当課にご連絡ください。
落とし物をしました。探して出して郵送してください
探し出すことはしておりません。
当課に落とし物発見の連絡があった場合や、当課の職員が仕事中に登城して見つけた場合はご連絡させていただきます。
ですが、まずは一度、警察に落とし物が届いていないかご相談ください。