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過去の展覧会 平成29年度

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年9月14日更新

中島 潔 ”今”を生きる―そして伝えたいこと 展 平成29年7月8日~平成29年9月10日

中島潔 チラシ表中島潔 チラシ裏

 中島潔は、1943年中国東北部(旧満州)に生まれ、両親の生まれ故郷佐賀県で育ちます。18歳で母の死を機に上京し独学で絵の道に進みます。28歳でパリに学ぶ機会を得、そこでかえって日本画の良さを痛感し、あらためて画家として歩むことを決意します。1982年NHK「みんなのうた」のイメージ画が大きな反響を得て以来30年以上にわたってやさしく温かでどこか懐かしさを感じさせる作風で多くの人々に支持されてきました。当館では2006年「故郷の詩展」以来、10年ぶりの開催となります。

 本展では、中島が自身の大病と東日本大震災を経て制作した新作「新しい風」5部作とともに、故郷の詩シリーズ、そして生きることの意味を問い、希望を託した大作 地獄心音図の五連作、さらには六道珍皇寺の「熊野観心十界図」の複製画を展示し、あらためていのちの輝きをみつめました。

安野光雅展 ―旅と空想の画家― 平成29年3月25日~5月21日

安野光雅展チラシ表安野光雅展チラシ裏

繰り返し訪れたヨーロッパ周遊で得られた紀行作品で広く知られる安野光雅は、大正15年(1926)島根県津和野町に生まれました。工業学校を卒業後出征し、復員後に師範学校で学んだのち、各地で様々な職を経て美術教員として勤めながら、絵の世界へと活動の場を傾斜させていきました。35才で教師を辞して本格的に画家として活動を始め、教育的かつ実験的な数々の絵本製作を行うようになります。

このたびは、画家のその多彩かつ多岐にわたる創作活動のなかから、絵本の世界と旅のスケッチに注目し、その個性的な水彩画で表現された氏の業績の一端をのぞいてみることのできる作品を展示し、安野光雅の世界に身近に触れる機会としました。