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過去の展覧会 平成29年度

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年1月20日更新

現代中国の山水画展 併催農民・漁民画展 平成29年11月25日~12月24日

山水画表 山水画裏

 この度、日中国交正常化45周年を迎えて、何 海霞、周 懐民、陶 一清、李 行簡、陳 大章、除 希などかつて植野藤次郎氏が蒐集した五岳や江南の厳しくまた大らかな風景を描写した著名作家の作品を取り上げ、改めて中国山水画の魅力に迫ります。

 さらに現代中国画壇の第一線で活躍する張 暁凌、劉 赦、張 譯丹、陳 允陸4人の作家の作品も併せて展示し、改革開放の時代から現在まで急速な発展を続ける中国の、山水画に表象される大きな変化の潮流を紹介します。

 また併催として、中国文化センターの協力を得て、現代中国の農村・漁村風景を生活者の視線で活写した民族色溢れる農民画、漁民画作品を紹介します。

原田泰治が描く にっぽんの童謡・唱歌展 平成29年9月23日~11月12日

 原田泰治チラシ 原田泰治裏

 画家・原田泰治は、日本における素朴画家の第一人者として1980年代から活躍し、その取材地は日本のみならず世界に及んでいます。

 対象を大きくつかみながら、細部にこだわる彼の作品の原点は、足が不自由な少年時代、山間の高台で下界を眺めて過ごしたことで[鳥の目]をもらい、友達が駆け回るのを木の切り株に座って待っている間に花や虫を観察することで[虫の目]をもらったことにあると後に語っています。

 さらに原田氏の作品に登場する人物には目鼻・表情が描かれていません。見る人が、そこに自分の想いを投影しながら観賞することで、原田氏の世界観と絆を結ぶことができると、氏は語ります。

中島 潔 ”今”を生きる―そして伝えたいこと 展 平成29年7月8日~平成29年9月10日

中島潔 チラシ表中島潔 チラシ裏

 中島潔は、1943年中国東北部(旧満州)に生まれ、両親の生まれ故郷佐賀県で育ちます。18歳で母の死を機に上京し独学で絵の道に進みます。28歳でパリに学ぶ機会を得、そこでかえって日本画の良さを痛感し、あらためて画家として歩むことを決意します。1982年NHK「みんなのうた」のイメージ画が大きな反響を得て以来30年以上にわたってやさしく温かでどこか懐かしさを感じさせる作風で多くの人々に支持されてきました。当館では2006年「故郷の詩展」以来、10年ぶりの開催となります。

 本展では、中島が自身の大病と東日本大震災を経て制作した新作「新しい風」5部作とともに、故郷の詩シリーズ、そして生きることの意味を問い、希望を託した大作 地獄心音図の五連作、さらには六道珍皇寺の「熊野観心十界図」の複製画を展示し、あらためていのちの輝きをみつめました。

安野光雅展 ―旅と空想の画家― 平成29年3月25日~5月21日

安野光雅展チラシ表安野光雅展チラシ裏

繰り返し訪れたヨーロッパ周遊で得られた紀行作品で広く知られる安野光雅は、大正15年(1926)島根県津和野町に生まれました。工業学校を卒業後出征し、復員後に師範学校で学んだのち、各地で様々な職を経て美術教員として勤めながら、絵の世界へと活動の場を傾斜させていきました。35才で教師を辞して本格的に画家として活動を始め、教育的かつ実験的な数々の絵本製作を行うようになります。

このたびは、画家のその多彩かつ多岐にわたる創作活動のなかから、絵本の世界と旅のスケッチに注目し、その個性的な水彩画で表現された氏の業績の一端をのぞいてみることのできる作品を展示し、安野光雅の世界に身近に触れる機会としました。