丹波市“心 つなぐ”防災の日イベント「親子でつくるマイ避難計画ワークショップ」を開催しました
丹波市“心 つなぐ”防災の日イベント「親子でつくるマイ避難計画ワークショップ」を開催しました
市では、災害や復興の過程から学んだ経験と教訓を風化させることなく後世に継承するため、8月16日を「丹波市“心 つなぐ”防災の日」として定めています。
本年、「丹波市“心 つなぐ”防災の日」のイベントして、「親子でつくるマイ避難計画ワークショップ」を開催しました。
本ワークショップでは、丹波市防災会及び兵庫県立大学減災復興政策研究科の協力のもと、丹波市防災マップから自分たちが住んでいる地域の災害リスクを親子で確認しながら、イザという時に備えて「マイ避難計画」を作成しました。
ワークショップ概要
- 日時 令和5年8月20日(日曜日)
- 会場 丹波市立氷上住民センター大会議室
- 参加者 市内小学生(4~6年生)とその保護者
- 内容 丹波市防災マップにて自宅付近の災害リスク確認
避難のタイミング、避難場所等を確認し「マイ避難計画」を作成
ワークショップの様子
ワークショップ風景1
ワークショップ風景2
ワークショップ風景3
ワークショップ風景4
「マイ避難計画」とは?
「マイ避難計画」は、台風や大雨などの災害時に「いつ」「どのように」避難するのかを考えるものです。
具体的には、災害時に自宅やその周辺にどのような危険があるのかを調べ、災害時のご家族の状況、避難の方法、いつ避難するのか、何を備えておくべきかを考えます。
ワークショップでは、以下5つの項目を親子で考え「マイ避難計画」を作成しました。
1.あなたの家の災害リスクは?
- 丹波市防災マップで災害リスクを確認し、自宅やその周辺にどの災害の可能性が高いかを考えましょう。
- これまでに、自宅やその周辺に災害がなかったかを確認しましょう。
- 自宅やその周辺は、台風や大雨が降ったとき安全な場所ですか?
2.災害時、家族は何をしている?
- 大人の方は台風や大雨のときに必ず家にいますか?
- 災害のときに仕事や活動(消防団や自治会活動)に行かなければならない人はいますか?
3.避難の方法はどうやってしますか?
- 近くの避難所に行くことが必ず安全な避難とは限りません。
- 自宅やその周辺は、災害リスクが低いのに、夜の暗いときに避難所に行くことが安全でしょうか?
- 自分たちが一番安全だと思う避難は、どこに避難する方がいいでしょう?
4.いつ避難すればいいですか?
「避難スイッチ」という避難のきっかけとなるタイミングがあります。例えば…
- 避難するように呼びかける電話
- 雨音がいつも以上に大きい
- 近所の人から避難を促す声掛け
- 防災行政無線の放送
- テレビやラジオの情報
- 家の裏山のようすがいつもと違う
など、色々ありますので考えてみましょう。
5.「イザ!」に備えて
無理なく、普段から準備でき、雨のときにすぐ行動できる準備を考えましょう。
例えば、食料(おやつなども)、水、懐中電灯、充電器、などを備えておく。
自分にとって一番大切なものを決めておきましょう。
家族や身内で話し合ってマイ避難計画をつくってみよう!
マイ避難計画は家族や身内で話し合いつくることが大切です。
家族や身内で話し合うことにより、いつ、誰が、どのように避難行動をとるのかが共有できます。
実際にワークショップで使用したマイ避難計画検討シートを以下に掲載していますので、家族や身内でぜひ話し合い作成してみてください。
この記事に関するお問い合わせ先
市民安全課 防災係
〒669-3692 兵庫県丹波市氷上町成松字甲賀1番地
電話番号:0795-82-0250
更新日:2024年03月19日