丹波市教育委員会 教育長挨拶

更新日:2024年03月19日

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“丹(まごころ)の里”丹波市の教育

メガネをかけ、スーツを着た白髪の男性の写真

丹波市教育委員会

教育長 片山 則昭

 丹波市教育委員会ホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。令和5年度にめざす丹波市の教育について申し上げます。

 社会の変化は加速度を増し、以前から複雑で予測困難な時代と言われてきました。まさに、近年の新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大など、先行きが不透明で予測困難であることを突きつけられたような状況です。解決しなければならない課題を自ら見つけ、自ら学び、自ら考え、自ら判断してやり抜く力が求められています。その能力を身に付け、より豊かな人生を切り拓くために、新しい時代に対応する教育が必要とされています。

 第2次丹波市教育振興基本計画の基本目標「地域に誇りを持ち 自分たちの未来を創る 人づくり」をめざして、子どもたち一人ひとりが未来の創り手となり自分に自信を持って、夢に向かってすすんでいけるように、学校・教育の在り方を創出していくことが大切であると考えます。

 自学自走できる力を養う主体的・対話的で深い学びを充実させるため、個別最適な学びと協働的な学びを関連付け、目的に向かって自己調整しながら学習する授業づくりを推進します。

 あわせて、子どもたちをはぐくむためには、地域や様々な機関との連携の強化が不可欠です。学校・家庭・地域で情報及び課題・目標・ビジョンを共有し、それぞれが当事者として学校運営に参画することを通じて、学校と地域の連携・協働体制を組織的・継続的に確立し、地域とともにある学校づくりや課題解決に向けた取組を推進します。

 また、いじめや不登校への対応、特別支援教育の充実、外国籍児童生徒への対応、ICTの活用をはじめ、複雑かつ多様な課題も山積しています。こうした課題の解決に向けて、校長のリーダーシップのもと、教員の専門的知識・技能をさらに向上させることが必要です。

 教育委員会及び教育委員会事務局においても、子どもたちの明るい未来のために本年度は「前へ」を合言葉に、努力と工夫を怠ることなく丹波市教育委員会が一丸となり、市民の皆さまの期待に応えるべく、教育行政の推進に努めてまいります。

 引き続き、ご支援、ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げ挨拶とします。

令和5年4月

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