丹波市立看護専門学校 令和7年度トライやるを実施
トライやる 10名の中学生が参加
令和7年6月2日~6日
今年は10名の参加があり、皆さん元気に5日間学んでくれました。
看護学校を知ってもらうことと、看護師さんのお仕事をわかってもらうためにたくさんの体験ができるようにプログラムを進めました。
『看護学校を知る』プログラムでは、授業の見学をしてもらいました。見学だけでなく学生と一緒に技術の体験もしました。学生達の優しさと看護学生が討議しながら学習を深める姿にとても感激した様子でした。また、看護学生達に学生生活などの話をしてもらう時間を設けました。看護学生のお姉さん・お兄さん達が上手に話を展開してくれて、中学生の皆さんはとても楽しそうでした。
『看護師さんのお仕事を知る』プログラムでは、多くの体験をしてもらいました。車いすや老人・妊婦体験では当事者の気持ちや不自由さを理解できました。赤ちゃんの沐浴や成人の体を拭くなどの援助、脈拍測定や血圧測定なども実際に行ってもらいました。初めて行うことに戸惑いながらも、皆、真剣に取り組めていました。なかなか脈拍がわからず「難しい~」といった声が聞かれましたが、最後にはできるようになりました。
心臓マッサージや筋肉注射の練習も実際に行いました。「心臓マッサージはとても疲れる」という言葉が聞かれる一方で、「これからは人が倒れていたら、心臓マッサージをして助けてあげられる」といった頼もしい意見もでました。まとめの会では、「看護師さんは患者さんのことを考えて、援助を行っていることが分かった」など、大切なことを学んでいました。
学生と職員は中学生から、パワーと笑顔をもらうことができた1週間でした。
一人でも多くの人が『看護師になりたい!』と思ってくれることを願うばかりです。

温度をみながら足浴のバケツに湯を入れている中学生達

妊婦体験スーツを着せている中学生と着せてもらっている中学生

赤ちゃん人形を沐浴している中学生

赤ちゃん人形の沐浴が終わって服を着せている中学生達
看護学生の授業に参加して、赤ちゃん人形の測定をしている中学生

手袋の着用のしかたを聞いている中学生達
患者役人形の心音を聴診器で聞いている中学生達
ペアになって光を当てて瞳孔の様子を見ている中学生達
ペアになり紐だけ持ってガウンを着せてもらっている中学生達
ペアになり紐だけ持ってガウンを着せてもらっている中学生達

在校生と交流している中学生達

室内でピースサインをしている中学生10人

在校生と交流した後、光庭でピースサインをしている中学生と在校生の集合写真
更新日:2025年06月10日