外国産のカブトムシやクワガタを絶対に放さないで

更新日:2024年03月19日

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 外国産のカブトムシやクワガタを、飼いきれなくなった等の理由で日本の野外に放してしまうと、様々な問題を引き起こします。
 一度カブトムシやクワガタを飼ったら最後まで責任をもって飼い続けることが大切です。
 丹波市の在来種を守るため、ご協力をお願いします。

外国産カブトムシを日本の野外に放すと…

  1. 食べ物やすみかをうばいます
    体が大きく力も強い外国産のカブトムシやクワガタは、日本にもともといるカブトムシやクワガタの食べ物やすみかをうばってしまいます。
  2. 本来の遺伝子が失われます
    外国産のカブトムシやクワガタと日本産との間に雑種が生まれる可能性があります。これは、自然界において何万年もの長い進化の過程で出来上がった地域の貴重な遺伝子の固有性が失われ、人間の手で進化のプロセスをゆがめてしまうことになります。
  3. 病気を広めます
    外国産のカブトムシやクワガタには外国産のダニが寄生していることがあります。日本のカブトムシやクワガタは、外国産のダニや病原体に対する抵抗力がないため、病気になって死んでしまうこともあります。

その他

 日本産のカブトムシやクワガタであっても、本来生息していなかった地域に持ち込まれると、その地域の生き物に悪影響を及ぼしてしまうおそれがあるので、野外に放さないでください。

参考資料

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環境課
〒669-3692 兵庫県丹波市氷上町成松字甲賀1番地
電話番号:0795-82-1290

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