丹波市雨水管理総合計画

丹波市雨水管理総合計画の策定について

計画の趣旨

近年、地球温暖化による気候変動などの影響により、全国各地で局地的大雨等の発生が増加傾向にあり、また、都市化の進展に伴う流域の浸透・保水機能の低下などによる雨水流出増が指摘されています。
本市においても、平成26年8月豪雨（丹波市豪雨）、平成30年7月豪雨（西日本豪雨）では、市民生活や経済活動に甚大な被害をもたらしました。
そうした状況下において、浸水対策をより効率的・効果的に進めていく上で、既存ストックを有効活用し、市内のあらゆる関係者との協働により対策に取り組む観点から「下水道による雨水管理総合計画」ではなく、「自助（一人ひとりが自ら取り組むこと）」、「共助（地域や事業者などが取り組むこと）」、「公助（国や地方公共団体などが取り組むこと）」による取組により、浸水被害の軽減を図る「総合治水」の考え方を取り入れ、市全域の基本方針と今後、重点的に対策を行っていく地区と、その対策方針をまとめた「丹波市雨水管理総合計画」を策定しました。