こどもが描く学校図書館づくり支援事業について

こどもが描く学校図書館づくり支援事業について
学校図書館は、児童生徒の読書活動や児童生徒への読書指導の場である「読書センター」としての機能と、児童生徒の学習活動を支援したり、授業の内容を豊かにしてその理解を深めたりする「学習センター」としての機能とともに、児童生徒や教職員の情報ニーズに対応したり、児童生徒の情報の収集・選択・活用能力を育成したりする「情報センター」としての機能を有しています。また、休み時間にこどもたちがほっとする居場所であることも期待されています。
その学校図書館を、こどもたちの学習拠点としても居場所としても、より魅力あるものにするため、こどもたちの意見を反映しながら、こどもとおとなが一緒になって環境整備を進めていきます。
対象校及び実施年度
本事業は、市内全小・中学校を対象に、以下の校数で実施します。
- 令和7年度実施 6校
- 令和8年度実施 9校 (予定)
- 令和9年度実施 10校 (予定)
事業の概要
本事業は、学校の教職員、保護者、校区住民でプロジェクトチームを形成し、当事者であるこどもたちの意見を尊重しながら、学校図書館のリニューアルを図ります。
本事業の基本方針
第3期丹波市教育振興基本計画で謳っているとおり、こども政策については、こども基本法の基本理念に則り、こどもの声を聴き、その声を尊重しながら事業を進める必要があります。
本事業も、この基本理念にある「こどもの意見表明の機会確保」や「こどもの意見の尊重」を遵守し、こどもファーストで進めます。
- 全てのこどもに意見を届ける機会がある
こどもたちの発達段階やニーズに応じて、聞き取りやWebアンケート、説明会や意見箱など、様々な手法を用いて、こどもたちの願いや意見を広く集約します
- こどもの代表者が直接おとなに意見を伝える機会がある
プロジェクト会議に、こども代表者を招待します。こどもの意見を聞くだけでなく、おとなとこどもが意見を交わす中で、ともによりよい案を創り出す作業を行います。
- 意見が反映され実現したことを実感する機会がある
こどもたちの意見がどのように反映されたのかを、こどもたちが分かるようにフィードバックします。今回は、こどもたちも参画するリニューアルイベントを実施します。
更新日:2025年10月09日