ミライプロジェクト2024

更新日:2024年11月25日

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 丹波市議会では、「開かれた議会」を目指して、広報広聴機能の充実と議会への市民参加について積極的に取り組んでいます。

 将来のまちづくりを考えるうえで、このまちの未来を担う若者の声を聴くことはとても大切です。そこで市議会では、若者が市政への関心や参加意欲を高め、市議会に声を届けるきっかけになればと、福知山公立大学の協力のもと、平成30年から「丹波市議会☆ミライプロジェクト」を実施しています。

夢を語ろう 未来へつなごう 丹波市議会☆ミライプロジェクト2024

丹波市議会と市内4高校(氷上特別支援学校高等部、氷上高校、氷上西高校、柏原高校)、福知山公立大が協力して行っている「ミライプロジェクト」。
今年度は5月のキックオフミーティングの後、それぞれの班ごとに意見交換し、提案を磨きました。その成果を8月4日、本会議場にて、全6班の高校生に発表いただきました。

キックオフミーティング

  • 日時:令和6年5月26日(日曜日) 午後1時~4時30分
  • 場所:丹波市立春日住民センター
  • テーマ:『若者と考える、みんなで考える丹波市の未来。』
  • 講師:福知山公立大学 地域経営学部 准教授 杉岡 秀紀 氏

 キックオフミーティングでは、高校生と福知山公立大学の学生に丹波市議会議員が加わり、5班に分かれて、「これまでの取組と今後取り組みたいこと」や「丹波市に求めるもの」などのテーマでアイデアを出し合いました。

 今回はワールドカフェ形式を取り入れ、決められた時間ごとに各班の高校生メンバーが入れ替わり、自由に意見交換を行いました。

 最後に福知山公立大学の杉岡秀紀准教授から講評をいただきました。

高校生、大学生、議員が班ごとに円を作り、意見交換をしている写真

キックオフミーティングの様子

発表への準備

 インターネットツールを利用して、高校生、大学生が発表に向けて資料を磨き上げました。

発表会

  • 日時:令和6年8月4日(日曜日) 午前9時30分~正午
  • 場所:丹波市議会議場

 各班で話し合った提案を議場で発表しました。
 当日は、高校生21名と大学生14名が参加しました。
 高校生が発言席で政策のアイデア等をスライドで発表しました。発表後、本会議と同じように議員が質問し、高校生が回答しました。

 最後に高校の先生方、福知山公立大学の杉岡秀紀准教授から講評をいただきました。

高校生と議員が議場で向かい合って席に座っている写真

議場での発表会の様子

市議会から高校生へ

 8月4日の発表会で高校生の皆さんからいただいた6つの提案について、それぞれの分野を専門とする委員会で協議し、市議会での取り扱いを決定しました。

市議会から市長へ

 10月1日、高校生の皆さんからいただいた提案のうち、市に伝達すべき内容を垣内廣明議長から林時彦市長へ提出しました。

議長・副議長から市長へミライプロジェクトでの意見の中で市へ伝達すべきものをまとめた書類を提出している写真

第19回マニフェスト大賞(議会改革部門)最優秀賞を受賞しました

令和6年11月15日(金曜日)、第19回マニフェスト大賞授賞式において、丹波市議会が取り組んでいる「夢を語ろう 未来へつなごう 丹波市議会☆ミライプロジェクト」が議会改革部門の最優秀賞を受賞しました。
ミライプロジェクトを1回限りでの開催ではなく、継続性を意識し、政策への反映も図ろうとしている点が評価されました。

マニフェスト大賞は、地域の民主主義向上に資する優れた取組を募集し、表彰するものです。地方自治体の議会、首長、市民等のさらなる意欲の向上と、優れた取組が競いあうようにまちづくりを進める「善政競争」の輪を拡げることを目的に開催されています。

議会改革部門 最優秀賞の受賞にあたりまして、参加いただきました各学校の先生方、高校生、大学生の皆様のご支援、ご協力に感謝申しあげます。
今後とも、若者の意見を積極的に聴き、議会活動に活かしてまいります。

マニフェスト大賞優秀賞の表彰状と盾を持っている山名隆衛議員の両側に審査委員の2名がそれそれ立っている写真

マニフェスト大賞授賞式に参加した山名隆衛議員(中央)と北川正恭審査委員長(左)、曽根泰教審査委員(右)

お知らせ

総務省ウェブサイトに主権者教育に関する取組事例として令和5年度のミライプロジェクトが掲載されました。

この記事に関するお問い合わせ先

議事総務課
〒669-3692 兵庫県丹波市氷上町成松字甲賀1番地
電話番号:0795-82-1472

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