人権擁護委員・人権相談のご案内
人権擁護委員
人権擁護委員とは
人権擁護委員は、法務大臣から委嘱された民間の人たちで、約14,000名が全国の市町村に配置されています。人権擁護委員は、地域の皆さんから人権に関する相談を受け、問題解決のお手伝いをしたり、人権に関心をもってもらえるような啓発活動を行っています。
丹波市では、23名の人権擁護委員が活動しています。
人権擁護委員の推薦・委嘱の流れ
人権擁護委員の委嘱にあたっては、まず、市長が人権擁護委員にふさわしい地域の候補者(人格見識が高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について深い理解のある人)を選び、議会の意見を聞いた上で法務局へ推薦します。それを受け、法務局では、弁護士会及び人権擁護委員連合会に意見を求めて検討したのち、法務大臣が委嘱します。
人権擁護委員の任期は3年で、再任も可能です。再任の際も改めて市長から法務大臣に推薦します。
人権擁護委員の主な活動
- 人権相談に応じる。
- 人権侵害による被害者を救済する。
- 国民一人ひとりの人権意識を高めるため、様々な人権啓発活動を行う。
人権相談
地域の皆さんからの人権に関する相談に応じています。
人権相談の日時、場所などは、こちらをご覧ください。
令和7年度 特設人権相談所 開設のご案内 (PDFファイル: 315.8KB)
問い合わせ先
丹波市柏原町柏原516番地1 柏原人権擁護委員協議会 電話0795-72-0161
啓発活動
人権の花運動
子どもたちが協力しあって花を育てることを通じて「命の大切さ」や「相手への思いやり」という人権尊重思想を育み、情操を豊かなものにすることを目的に実施しています。
人権擁護委員が地元の小学校を訪問し、子どもたちの移植活動を見守り、人権教室を行っています。
全国中学生人権作文コンテスト
次代を担う中学生が人権問題に関する作文を書くことにより、豊かな人権感覚を身につけることを目的に実施しています。神戸地方法務局柏原支局管内の地区予選で入賞された生徒のうち、毎年12月に開催している「丹の里 人権のつどい」において朗読していただいています。
人権教室
主に小学校を訪問して、総合的な学習の時間等を利用し、手作りの紙芝居やペープサート、啓発DVD等を使用して、思いやりの大切さなどを伝えています。
その他
懸垂幕、のぼり旗の掲出や街頭啓発など、偏見や差別をなくすための様々な啓発活動を実施しています。
人権擁護委員の詳しい活動については、こちらをご覧ください。
更新日:2025年04月04日