令和5年度丹波市男女共同参画講演会を開催しました

更新日:2024年03月19日

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令和5年6月27日、丹波市男女共同参画講演会を開催しました!

 丹波市は、令和4年7月21日に一般社団法人全日本女子野球連盟から、全国12番目の「女子野球タウン認定」を受けています。また、多くの人々の協力を得て開催している「全国高等学校女子硬式野球選手権大会」の決勝大会が、阪神甲子園球場で開催されるなど、女子高校野球の聖地として注目されています。

 今年度の男女共同参画講演会では、スポーツから見る女性の活躍や参画について、『今できることを全力で 女子野球選手・指導者・人として』と題し、履正社高校女子野球部監督の橘田恵さんにご講演いただきました。

 とにかく、野球が大好きという橘田監督。小学1年生から野球を始められ、高校・大学でも男子と一緒に野球を続けてこられました。女子だからと練習にも制約があり思うように野球ができなかったこともあったそうです。しかし、大学在学中には、オーストラリアで女子野球を経験され、外国人選手として初めてMVPを受賞。その時が野球を続けてきて良かったと感じた瞬間だったとか。様々な縁から、全日本代表監督をはじめ、現在も指導者として野球に関わり続けておられます。「未来を考えて生きるより、今を大事にして生きる。頑張る。」この言葉が大変印象に残っています。さらに、指導者として大切にしていることや選手たちとのコミュニケーションなど、自身のエピソードを交えながら明るくお話しいただき、元気と勇気がもらえる、そして、女子野球を応援したくなる講演会になりました。さらに、女性の活躍や参画を考える良い機会にもなりました。

公演台でスーツ姿の人物が話している写真
壇上にある大きなスクリーンに映像を映しそれに合わせて公演台の人物が喋っている写真

来場者の声(一部抜粋)

  • 「今できることを全力で」という言葉に元気が出た。
  • 性別に関係なく自分のやりたいことをやり通したことが素晴らしい。
  • 人柄が大切だと改めて思った。人が集まるような人になりたい。
  • 好きな事を続ける大切さは、男女ともに同じであること。現在、自分ができることを精一杯することを大切にしたい。
  • くやしい思いもしながら努力とやる気で取り組まれたおかげで歴史が動いたのだと感じた。
  • 女子野球の決勝戦が甲子園で行える事はすばらしい事だ。
  • 少し前は、性別でスポーツが満足にできなかったことに気がついた。
  • 女子なので、好きなことをそのまま自由にはできなかったが、それでもあきらめずに、野球を続けられてすばらしい。
  • 今まで、前例のないことをはじめるのは、男だから、女だからは関係ない。
  • 女子チームに男性の監督はあるのに、男子チームに女性の監督は、まずない。
    女性がいろいろな分野でリーダーになるようになれば、男子チームに女性の監督というパターンも出てくるのかなと思った。
  • 親子、夫婦、職場でもコミュニケーションをとることは、人として大切なことである。
  • 一人で悩まず、みんなで話し合い、いろんな意見を出し合い、みんなが参加できる行事を行いたい。
  • 「やりたいことを極めていく上で男も女もない」ということが実感として伝わってきた。

など、他にもたくさんのご意見・ご感想をいただきました、ありがとうございました。

この記事に関するお問い合わせ先

人権啓発センター 男女共同参画推進係
〒669-3692 兵庫県丹波市氷上町成松字甲賀1番地
(氷上住民センター別館内)
電話番号:0795-82-8684

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