令和5年度人権講演会を開催しました
令和5年8月26日 令和5年度人権講演会を開催しました!
講演会の様子
SNSでの誹謗中傷により最愛の娘である木村 花さんを亡くされた木村 響子さんを講師にお迎えし、「ネット上の誹謗中傷をなくしたい ~花が望んだやさしい世界を思いながら~」を演題に、SNSのリスクや危険性、利用する際の心構えについてお話しいただきました。「批判と誹謗中傷の違いは何か」「どうして誹謗中傷をしてしまうのか」といった難しい問題について、会場の皆さんとやりとりしながら語っていただきました。また、ご自身の体験や活動から、相手を理解することの大切さと、言われた相手がどう感じるかを想像して傷付ける言葉ではなくやさしい言葉を選ぶ心が大切なのだと教えていただきました。
参加者の声(一部抜粋)
- SNSは、生活の中で欠かせないものですが、時には犯罪の一つになることもあること。これから子育ての中で、SNSの使い方をどのように伝えていくか考えるきっかけになりました。
- 一歩使い方を間違えると凶器と化するSNS。二度と尊い命が失われることのないよう、正しい使い方を学ばなければならない(SNSを利用する者の責任において)。今日の講演をきっかけに、改めて考えていかなければならないと感じました。
- 響子さんのお話を直接聴ける良い機会を作っていただき本当にありがとうございました。私自身、よく分かっていなかったことを改めて考える時間になりました。
- 言葉を知らない、使い方を知らない人が本当に多いと思う。やさしい言葉がネット上にひろがることを願います。
- 要約筆記があって、聞きとりにくい時も、講演の内容が得解できた。顔が見えないと、中傷が多くなると感じた。
- 木村さんのお人柄を感じるあたたかい講演でした。手を挙げて発言するのははずかしいのでゴメンなさい。でも色々考えさせられました。
- 誹謗中傷は法で規制することも大事だが、人の優しさや温かさが重要だということが分かりました。貴重な経験になりました。ありがとうございました。
など、他にもたくさんのご意見・ご感想をいただきました。ありがとうございました。
更新日:2024年03月19日