令和5年度平和のつどい

更新日:2024年03月19日

ページID: 1315

令和5年度「平和のつどい」を開催しました

 丹波市では、日本国憲法の平和主義の理念に基づき、核兵器の廃絶と真の恒久平和を願い、市民の平和と安全・安心な生活の維持向上と豊かな自然に恵まれた郷土を守る決意をもって平成29年9月26日に非核平和都市宣言を行いました。戦争は最大の人権侵害であり、恒久平和の実現を願い、多くの市民に戦争の悲惨さや平和の尊さなどを伝えるため、「被爆体験伝承講話」、「ヒロシマ・ナガサキ原爆写真パネル展」を開催しました。

被爆体験伝承講話の様子

 被爆体験伝承者(注釈)の山本美弥子さんに被爆者から受け継いだ被爆体験や平和への想い、併せて被爆の実相(戦時下の人々の暮らし、原爆被害の概要、原爆の人体への影響等)や被爆体験伝承者としての平和への想いなどをお話していただきました。

(注釈)広島市が平成24年度から養成しています。3年間の研修を修了した後、公益財団法人広島平和文化センターの委嘱により、被爆者から被爆体験や平和への想いを語り継ぐ者として、平成27年度から活動しています。

室内の前方にあるスクリーンを向き座る大勢の人々の写真
スクリーンに写真が写り、マイクを持って話している女性の写真

参加者の感想(一部抜粋)

  • 原爆の悲惨さ、むごたらしさを改めて考えることができた。戦争の体験のない世代になる中、このような語り部の存在は必要である。
  • 学校でも何度か講演があったり、行事で講演を聞きに行ったりしたけど、忘れてしまっていたことや、まだ知らなかったことがいくつかありました。それでも、何度聞いても戦争の悲惨さや被害の大きさなどがよく伝わり、戦争について考えるいい機会になりました。ありがとうございました。
  • 戦争について高齢化に伴い、生の声を聞く機会が減っていく中で伝承者の方からお話を聞くことがとても大切だと感じました。人から人へ語られること、今後も子どもたちに伝えていってほしいと感じました。
  • 平和ってなんだろう。考えさせられた。平和の尊さ、大切にしていきたいです。また聞かせてください。

ヒロシマ・ナガサキ原爆写真パネル展の様子

 戦争の悲惨さと平和の尊さについて理解を深めていただく機会として、令和5年7月28日(金曜日)~令和5年8月15日(火曜日)にかけて「ヒロシマ・ナガサキ原爆写真パネル展」を開催しました。
 たくさんの方にご覧いただき、平和についての理解を深めていただきました。

衝立に原爆に関する写真が何枚も並べられた展示の写真
手にパンフレットを持った男性がパネルの前に立ち原爆に関する写真を眺めている写真

お問い合わせ先

〒669-3692 丹波市氷上町成松字甲賀1番地

丹波市役所 まちづくり部 人権啓発センター

電話番号:0795-82-0242 ファックス番号:0795-82-4370

この記事に関するお問い合わせ先

人権啓発センター 人権推進係
〒669-3692 兵庫県丹波市氷上町成松字甲賀1番地
(氷上住民センター別館内)
電話番号:0795-82-0242

メールフォームによるお問い合わせ