事業所における「やさしい日本語」研修
このページでは、多文化共生の推進に関する取組の一例を紹介します。
「やさしい日本語」とは
「やさしい日本語」は、難しい言葉や表現を言い換えた、簡単で分かりやすい日本語のことです。
たとえば、土足厳禁は、靴(くつ)を脱(ぬ)いでくださいと言い換えることができます。
上手く活用することで、外国人だけでなく、こどもや高齢者、障がいのある人など、様々な方に分かりやすく伝えることができます。
また、「やさしい」には、「易しい(easy,plain)」と「優しい(kind,gentle,caring)」という2つの意味があります。
詳しい内容については、下記のリンクをご覧ください。
事業所における「やさしい日本語」研修会
令和7年2月7日にパナレーサー株式会社(丹波市氷上町)が従業員を対象に「やさしい日本語」研修を実施されました。
「やさしい日本語」の必要性や大切なポイント、「やさしい日本語」を話す時のコツなどを学び、ワークショップで実践しました。
研修会を企画された方の声
当社では外国人人材含め多様な方々が働いています。そのような方々が安全に、そして戸惑うことなく働くためには、作業手順含めさまざまなことを的確に伝えていくことが必要です。
そこで「やさしい日本語」が必要と考え、それを従業員が使っていくため、今回の研修を企画しました。

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研修を受講された方の声(抜粋)
- 外国人だけでなく日本人にも伝わりやすくしたいと。シンプルに伝えようと思う。
- 会社内でのコミュニケーションや案内に使用したい。簡潔に伝えるようにしていきたい。
- 「やさしい日本語」は一つの言語のように感じた。ただし、難しいものではなく誰でも身につけられることが魅力であると感じた。
- 外国人だけじゃなく私たち日本人も寄り添う事が大切だと改めて感じた。
更新日:2025年02月21日