農作業中の熱中症対策について
近年、農作業中の熱中症により多くの犠牲者が発生しています。
熱中症は正しい知識を身につけることで、適切に予防することが可能です。
予防のポイント
・暑さを避ける
高温時の作業は極力避け、日陰や風通しのよい場所で作業をしましょう。
・こまめな休憩と水分補給
喉の渇きを感じる前に、こまめに水分・塩分を補給しましょう。
・単独作業は避ける
複数名で作業を行い、時間を決めて連絡をとり合いましょう。
・熱中症対策アイテムの活用
帽子や吸湿速乾性の衣服の着用、空調服や送風機の活用をしましょう。
熱中症対策アイテム
・身体を冷やす
暑い時間帯の作業等が避けられないときに活躍
(ファン付きウェア、ネッククーラー等)
・1人作業の備え
やむを得ず1人作業をする際のリスクを回避したいときに活躍
(ウェアラブル端末、応急セット等)
・環境改善
作業場を涼しくしたり、休憩の質を高めたいときに活躍
(ミストファン等)
熱中症警戒アラートとMAFFアプリの連携
MAFFアプリでは、登録された地域に熱中症警戒アラートが発表された場合、当日の朝に自動でアラートが通知される機能が付加されています。
(詳しくは農林水産省HP(MAFFアプリについて)をご覧ください。)
熱中症が疑われる場合には
1.作業を中断
代表的な症状
・汗をかかない、体が熱い
・めまい、吐き気、頭痛
・倦怠感、判断力低下
2.応急処置
・涼しい環境へ避難
・衣服をゆるめ体を冷やす
・水分・塩分を補給
3.病院へ
応急処置をしても症状が改善しない場合は医療機関で診療を受けましょう
更新日:2024年07月22日