【開催中の展覧会】大阪・関西万博開催記念 パプアニューギニア民族美術の世界
この展覧会では、大阪・関西万博の開催を記念して国立民族学博物館から作品を借用し、丹波市立植野記念美術館の館蔵品のパプアニューギニア民族美術作品と併せて紹介します。ぜひご覧ください。

大阪・関西万博開催記念 パプアニューギニア民族美術の世界 チラシ表

大阪・関西万博開催記念 パプアニューギニア民族美術の世界 チラシ裏
会期
会期:令和7年4月12日(土曜日)から5月25日(日曜日)
休館日:月曜日
注意)月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日が休館【5月5日(月・祝)は開館し、5月7日(水曜日)は休館】
開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
通常料金 | 団体料金(20名以上) | |
---|---|---|
一般 | 400円 |
300円 |
大学・高校生 | 300円 |
250円 |
小・中学生 |
200円 | 150円 |
ココロンカード利用可、小学生未満は無料
身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳または障害者手帳アプリのご提示でご本人を含む2名様まで半額。
展覧会要旨
大阪・関西万博の開催及びパプアニューギニア独立国(以下パプアニューギニア)と日本の国交樹立50周年を記念して、 1970年の日本万国博覧会(大阪万博)を回顧する民族美術展を開催します。
「人類の進歩と調和」をテーマとした1970年の大阪万博において、岡本太郎はテーマ館の「太陽の塔」の地下に人類の原点を示すことを発案しました。そして「日本万国博覧会世界民族資料調査収集団」(Expo’70 Ethnological Mission 通称EEM)が組織され、1968年から1969年にかけて世界中の民族資料およそ2,500点が蒐集されました。万博での展示テーマに基づき、「いのり」に関する「仮面」や「神像」そして人類の「ちえ」を示す民具が世界各地から集められました。
一方、丹波市立植野記念美術館には創設者の故・植野藤次郎が蒐集したパプアニューギニア民族美術作品がおよそ300点伝わります。植野は1978年と1979年の2度にわたり、「エンバ探検隊」をインドネシアとパプアニューギニアに派遣して東南アジアや南太平洋の民族美術作品を蒐集しました。エンバ探検隊の特徴は、土器類を多く蒐集したことです。南太平洋には「土器村」と呼ばれる土器の生産地があり、土器村ごとに造形は多彩です。中でもパプアニューギニアでは、土器は社会的な重要性を持ち、珍重されてきました。
本展では、EEMによるパプアニューギニアでの蒐集品と、エンバ探検隊による蒐集品を合わせて約100点展示して、それぞれの収集団の個性を紹介します。パプアニューギニア美術の造形の多様性と独創性をお楽しみください。
会期中のイベント
開幕記念イベント
1 オープニングセレモニー(テープカット)
- 日時:4月12日(土曜日)午後1時30分~
- 会場:植野記念美術館 2階 エントランスホール
2 開幕記念講演会「パプアニューギニア民族美術とエンバ探検隊」
- 日時:4月12日(土曜日)午後1時50分~3時
- 講師:福本繁樹氏(美術家・染色家 エンバ探検隊メンバー)
- 会場:植野記念美術館 2階 研修室
- 定員:50名(要予約 電話0795-82-5945または申込フォーム)
- 参加費:無料(別途観覧料が必要)
コンサート申込フォーム
https://logoform.jp/form/bwxv/637429
ガムラン楽器コンサート
内容
1979年に植野アジア芸術文化振興財団との共同事業として、大阪大学文学部音楽学研究室を拠点に結成されたグループ「ダルマ・ブダヤ」による民族楽器のコンサートです。
日時:5月11日(日曜日)午後2時30分~3時30分
出演:ダルマ・ブダヤ
会場:植野記念美術館 2階 研修室
定員:100名(要予約 電話0795-82-5945または申込フォーム)
参加費:無料(別途観覧料が必要)
コンサート申込フォーム
うえびのファミリープログラム
1 うえびひよこつあー
内容
「美術館ってどんなところ?」まずは一歩、足を踏み入れてみましょう。スタッフが付き添います。
- 日時:4月23日(水曜日)、5月18日(日曜日)
各日 午前10時~11時(午前9時50分より受付) - 会場:植野記念美術館 2階 喫茶室 及び 3・4階 展示室
- 対象:0~6才の未就学児とその保護者
- 定員:5組(要予約 電話0795-82-5945または申込フォーム)
- 参加費:無料(別途観覧料が必要)
うえびひよこつあー申込フォーム
2) うえびファミリーDAY なぞときクエスト なぞのかめんをさがせ
内容
家族での美術館デビューを応援!美術館にひそむ”なぞ”をといて、すてきな記念品をもらおう!
小学生以下のお子様には「うえびシールラリー」セットをプレゼントします。ご来館の皆さんには、お子様連れのご家族が多い日であることをご理解、ご協力お願いします。
- 日時:会期中の毎週日曜日 各日 午前10時~午後5時(最終入館は午後4時30分)
- 会場:植野記念美術館
- 参加費:無料(別途観覧料が必要)
おしゃべりしながら展示室ツアー
内容
作品を見て感じたことなどを参加者同士やサポートスタッフとおしゃべりしながら、気軽に展示室をめぐってみましょう。
日時:4月26日(土曜日)午前11時~正午
ナビゲーター:田邊由記子氏(生涯学習上級コーディネーター)と当館学芸員
会場:植野記念美術館 2階 研修室 及び 3・4階 展示室
対象:おしゃべりしながら作品を見たい方。こどもから大人まで大歓迎です。
定員:10名(要予約 電話0795-82-5945または申込フォーム)
参加費:無料(別途観覧料が必要)
おしゃべりしながら展示室ツアー申込フォーム
担当学芸員によるギャラリートーク
- 日時:5月17日(土曜日)午後2時~2時30分
- 会場:植野記念美術館 3・4階 展示室
- 定員:10名程度(予約不要)
- 参加費:無料(別途観覧料が必要)
この記事に関するお問い合わせ先
植野記念美術館
〒669-3603 兵庫県丹波市氷上町西中615番地4
電話番号:0795-82-5945
更新日:2025年03月10日