過去の展覧会 令和3年度

更新日:2024年03月19日

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寅年・新春記念展 丹波を訪れた四人の巨匠たち

寅年・新春記念展のチラシ
寅年・新春記念展のイベント内容について書かれているチラシ

会期

令和4年1月15日(土曜日)~3月13日(日曜日)

休館日:月曜日

開館時間

午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

観覧料

寅年展 観覧料
分類 通常料金 団体料金(20名以上)
一般 600円 500円
大学・高校生 300円 200円
小・中学生 150円 100円

ココロンカード利用可、小学生未満は無料

身障者の方は身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳のご提示でご本人を入れて2名様まで半額。

展覧会要旨

 丹波を訪れた4人の近代日本画の巨匠・幸野楳嶺(こうの ばいれい)(1844~1895)、小川芋銭(おがわ うせん)(1868~1938)、富岡鉄斎(とみおか てっさい)(1836~1924)、大橋翠石(おおはし すいせき)(1865~1945)を取り上げる新春記念展を開催しまそした。本展では豊かな穀倉地域である丹波の地を訪れた画家たちのエピソードを、彼らが丹波市内に残した作品を通して紹介しました。また、「寅年」に因んだ翠石の「虎」作品をはじめ、市外で所蔵される作品も併せて展示しました。

 「河童の芋銭」と呼ばれた茨城出身の小川芋銭は、市島地域の西山酒造の・西山泊雲との出会いを機に、丹波を訪れました。泊雲宅付近の石像寺に滞在して絵画制作を行い、のちに西山家と親戚関係となるまでに親交を深めました。西山家を中心に丹波には今もなお芋銭の作品が数多く残されています。

 「最後の文人」と呼ばれた富岡鉄斎は、生涯1万点以上の作品を残したとされています。その他、日本南画協会の発足に関わり、学者や教育者としても幅広く活躍しました。鉄斎の実母は春日地域の生まれで、鉄斎自身も青垣地域への逗留経験があり、丹波との縁が深い画家の一人です。

 幸野楳嶺は、円山派・四条派に学んだ画家として、また竹内栖鳳などを輩出した教育者としても有名です。楳嶺は、明治4年に氷上地域に半年余り滞在した際、求めに応じて画筆を執ったと伝えられています。

 「虎の翠石」と称された岐阜出身の大橋翠石は、まるで生きているかのような迫力と緻密さで描かれた「虎」の絵画で国内外から高く評価されました。翠石が昭和初期に柏原地域の岡林写真館へ山南地域の川代渓谷の写真撮影を依頼したことから始まりました。現在も写真館には岡林家の人々と写った写真や、一家の目前で書き上げたという絵も残されています。

 本展には寅年にちなむ作品の他、七福神など縁起のよい主題の作品も展示しております。4人の画家の個性を見比べながら新春記念展をお楽しみいただきました。

広重展 -天才浮世絵師が描く日本名所紀行-

広重展・天才浮世絵師が描く日本名所紀行のチラシ
広重展・天才浮世絵師が描く日本名所紀行のイベント内容について書かれているチラシ

会期

令和3年9月18日(土曜日)~11月14日(日曜日)

休館日:月曜日 (但し9月20日[月曜日・祝日]は開館、21日[火曜日]は休館)

開館時間

午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

観覧料

広重展 観覧料
分類 通常料金 団体料金(20名以上)
一般 600円 500円
大学・高校生 300円 200円
小・中学生 150円 100円

ココロンカード利用可、小学生未満は無料

身障者の方は身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳のご提示でご本人を入れて2名様まで半額。

展覧会要旨

 江戸時代後期に活躍した浮世絵師・歌川広重(1797~1858)は、日本各地の名所や名物を巧みな画力、大胆な構図そして独自の感性で描いた風景版画によって、日本国内のみならず世界中で親しまれています。本年は広重が描いた初期の風景画の名品を収録した川口屋正蔵版「東都名所」が刊行されてから190年の節目にあたり、なかなか遠出の外出が難しいご時勢でも「名所めぐり」の旅気分を楽しんでいただこうと広重の浮世絵版画展を企画しました。本展では三重県亀山市(元・かめやま美術館)で蒐集されていた作品を中心に、広重の風景版画を約150点展示しました。

 本展では広重の代表作、保永堂版「東海道五拾三次之内」の全57作品が揃うほか、「木曽海道六拾九次之内」など広重の様々な版画シリーズの作品を紹介しました。それぞれの色合いや作品の大きさ、主題といった個性を見比べてお楽しみいただきました。また、当地ゆかりの「丹波 鐘坂」が収録されている「六十余州名所図会」シリーズの作品は、豊橋市二川宿本陣資料館から借用する作品や当館の館蔵品と合わせて展示しました。

宮西達也Newワンダーランド展 ヘンテコリンな絵本の仲間たち

宮西達也Newワンダーランド展・ヘンテコリンな絵本の仲間たちのチラシ
宮西達也Newワンダーランド展・ヘンテコリンな絵本の仲間たちのイベント内容について書かれているチラシ

会期

令和3年7月17日(土曜日)~9月5日(日曜日)

休館日:月曜日 (但し8月9日[月曜日・祝日]は開館、10日[火曜日]は休館)

開館時間

午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

観覧料

宮西達也Newワンダーランド展 観覧料
分類 通常料金 団体料金(20名以上)
一般 800円 650円
大学・高校生 400円 300円
小・中学生 200円 150円

ココロンカード利用可、小学生未満は無料

身障者の方は身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳のご提示でご本人を入れて2名様まで半額。

展覧会要旨

 『おとうさんはウルトラマン』シリーズや、第1作目『おまえうまそうだな』などの「ティラノサウルスシリーズ」など、数多くの作品を手がけ、現在も活躍中の絵本作家・宮西達也の展覧会を開催しました。

 宮西作品に登場するキャラクターたちは、人間も動物も恐竜もかわいくあるいはコミカルに描かれています。一方で、親子のあり方や人と人との絆などをテーマとしたストーリーは、子どもだけでなく大人をも魅了します。笑いあり涙ありの宮西ワールドを紹介する本展では、代表作だけでなく、活動初期から現在まで幅広く取り上げ、それら絵本作品の原画やスケッチなどを約200点展示しました。さらに、展覧会のために作者自らが書き下ろした貴重な作品も展示しました。

 また、小さなお子様にも楽しんでいただける仕掛けとして、ウルトラマンやティラノサウルスの立体模型やジオラマなども併せて展示しました。さらに、宮西達也によるトークショーや絵本の読み聞かせなど、作家本人と直接交流しながら楽しむことができる貴重なイベントも開催しました。

アニメサザエさんとともに50年 -エイケン制作アニメーションの世界-

アニメサザエさんとともに50年・エイケン制作アニメーションの世界のチラシ
アニメサザエさんとともに50年・エイケン制作アニメーションの世界のイベント内容について書かれているチラシ

会期

(注釈)令和3年3月27日(土曜日)~令和3年6月27日(日曜日)

休館日 月曜日

(注釈)新型コロナウイルス感染症にかかる緊急事態宣言発出により4月28日(水曜日)~5月11日(火曜日)まで臨時休館とさせていただいておりましたが、感染対策を行って5月12日(水曜日)より展覧会を再開し、上記のとおり期間を延長して開催いたしました。

開館時間

午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

観覧料

一般800円、大学・高校400円、中・小学生200円、団体割引(20名様以上)、ココロンカード利用可、小学生未満は無料

内容

 テレビアニメ「サザエさん」を創立当初から制作し続けてきた、アニメ制作会社「エイケン」。本展では、エイケンが2019年に創立50周年を迎えたことを記念して、日本のアニメーション創成期から現在に至るまでの50年間で制作された39作品を取り上げ、エイケンアニメーションの歩みを紹介しました。

 前身のTCJ時代には、「鉄人28号」、「エイトマン」、「宇宙少年ソラン」、「サスケ」など子どもたちの憧れとなったヒーローアニメを手がけました。その後「エイケン」として、70年代から現在に至るまでの間に「のらくろ」、「キャプテン」、「ガラスの仮面」、「クッキングパパ」、「ぼのぼの」など数々のアニメーションを生み出してきました。中でも長寿作品である「サザエさん」は、現在も毎週日曜のテレビの顔として日本中の人々に愛され続けています。

 本展ではアニメ「サザエさん」を中心として、アニメーションで用いられた原画・セル画、制作の要となる絵コンテ・設定資料など、合わせて約300点に及ぶ貴重な資料を展示しました。また、「エイケン制作アニメーションシアター」では、4作品の放送当時の映像もご覧いただきました。大人から子どもまで幅広い世代に親しまれるエイケンアニメーションの世界を、お楽しみいただきました。

この記事に関するお問い合わせ先

植野記念美術館
〒669-3603 兵庫県丹波市氷上町西中615番地4
電話番号:0795-82-5945

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