過去の展覧会 令和5年度

更新日:2024年04月04日

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リニューアルオープン記念展 柏原ゆかりの近現代作家たち 三友楼コレクションを中心に

リニューアルオープン記念展 柏原ゆかりの近現代作家たち  三友楼コレクションを中心に チラシ表
リニューアルオープン記念展 柏原ゆかりの近現代作家たち  三友楼コレクションを中心に 裏

会期

令和6年2月3日(土曜日)~同3月24日(日曜日)

休館日:月曜日​(但し月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日が休館)​

開館時間

午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

観覧料

リニューアルオープン記念展 柏原ゆかりの近現代作家たち 三友楼コレクションを中心に 観覧料
区分 通常料金 団体料金(20名以上)
一般 310円 260円
大学・高校生 210円 150円
小・中学生 100円 50円

ココロンカード利用可、小学生未満は無料

身障者の方は身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳のご提示でご本人を入れて2名様まで半額。

展覧会要旨

令和5年9月から令和6年1月末までの改修工事明けのリニューアルオープン記念展を開催しました。本展では丹波市柏原町柏原にある料亭・三友楼からの作品寄贈を記念して、三友楼に伝わる郷土ゆかりの作家たちによる作品を中心に紹介しました。

交通の要衝に位置する丹波は古くから多くの文人墨客が訪れており、彼らの作品はいまでも丹波地域の旅館などに伝わっています。本展ではその中でも、丹波市柏原町上小倉出身の日本画家・常岡文亀や丹波市柏原町東奥に自宅を構えた日本画家・山本茂斗萠など柏原地域にゆかりがある近現代の画家に焦点を当てました。三友楼から借用する作品と、当館のコレクションを併せて展示し、丹波に残る郷土の画家の足跡を紹介しました。

知ってる?丹波ゆかりの美術コンクール

知ってる?丹波ゆかりの美術コンクール チラシ表
知ってる?丹波ゆかりの美術コンクール チラシ裏

会期

令和5年7月8日(土曜日)~8月27日(日曜日)

休館日:月曜日​(但し月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日が休館)​

展示入れ替え:令和5年7月31日(月曜日)

開館時間

午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

観覧料

知ってる?丹波ゆかりの美術コンクール 観覧料
区分 通常料金 団体料金(20名以上)
一般 400円 300円
大学・高校生 300円 250円
小・中学生 200円 200円

ココロンカード利用可、小学生未満は無料

身障者の方は身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳のご提示でご本人を入れて2名様まで半額。

展覧会要旨

本展では丹波市ゆかりのアート・コンクールの歴史を振り返り、およそ60点の現代美術作品を展示しました。地域の活性化や文化振興を目的とした美術の公募展が現在まで数多く行われてきた中で、丹波市周辺でもユニークなアート・コンクールが実施されてきました。

当館創設者の故・植野藤次郎氏は1978年から1994年まで計17回、「ジャパン・エンバ美術コンクール」を開催して若手作家たちを支援しました。当時の日本では、民間企業が主催した唯一の美術作品の競技会とされており、当時の作家たちの登竜門と位置づけられていました。本展では第1回展でエンバ賞(大賞)を受賞した楠田信吾氏による作品や当館で長年、運営委員を務めていただいた染織作家・福本繁樹氏の作品など同コンクールゆかりの作品を紹介しました。

また、丹波市内でも代々、市町主催の公募展が開催されてきました。日本画の奨励と新人発掘を目的とした旧・青垣町による「青垣2001年日本画展」(1987年第1回展~2005年第19回展)や水彩画の振興を趣旨とする旧・春日町開催の「春日水彩画展」(1989年第1回展~2005年第17回展)ゆかりの作家による作品の一部は、現在も丹波市内に残っています。中には高橋忠雄氏のようにエンバ美術コンクールと春日水彩画展の両方で大賞を獲得した作家もおられます。

2004年の丹波市発足後も市民の方々が文化芸術活動に親しめるように、「丹波市展(第3回から丹波美術大賞展に改称)」(2006年第1回~2015年第10回)」が開催され、現在も「丹波アートコンペティション(2020年第1回~2024年第5回)」が実施されています。今回の展覧会では、これら丹波市にゆかりのある公募展関連の作品を中心に展示し、近年から現在にかけて活躍されている作家の個性的な作品を紹介しました。

宮廷画家ルドゥーテとバラの物語

ルドゥーテ展チラシ表
ルドゥーテ展チラシ裏

会期

令和5年4月15日(土曜日)~6月18日(日曜日)

休館日:月曜日(但し月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日が休館)​

開館時間

午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

観覧料

宮廷画家ルドゥーテとバラの物語 観覧料
区分 通常料金 団体料金(20名以上)
一般 600円 500円
大学・高校生 300円 200円
小・中学生 150円 100円

ココロンカード利用可、小学生未満は無料

身障者の方は身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳のご提示でご本人を入れて2名様まで半額。

展覧会要旨

フランスの宮廷画家ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテによる精緻なバラの作品をおよそ170点紹介しました。ルドゥーテは18世紀後半にフランスの王妃マリー・アントワネットから「博物蒐集室付画家」に任命され、宮廷画家として多くの植物画を描きました。フランス革命という激動の時代を越えてルドゥーテの作品は愛され続け、革命後のルドゥーテはナポレオン皇妃ジョセフィーヌのもとで作品を描きました。ルドゥーテの代表作『バラ図譜(Les Roses)』(1817~24年刊行)、『美花選(Choix Des Plus Belles Fleurs)』(1827年刊行)の内、氷上郡柏原町(現・丹波市柏原)の「町の花」がバラであることにちなみ、本展では『バラ図譜』を取り上げました。

この記事に関するお問い合わせ先

植野記念美術館
〒669-3603 兵庫県丹波市氷上町西中615番地4
電話番号:0795-82-5945

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