図書館がおすすめする【今月の推し本】2025年2月
一般書
銀座「四宝堂」文房具店
上田 健次/著 (小学館)

銀座の路地に佇む老舗の文房具店・四宝堂(しほうどう)は、知る人ぞ知る名店。どこかミステリアスな店主・宝田硯げんのもとには今日も様々な悩みを抱えたお客が現れる。
両親の代わりに育ててくれた祖母へ感謝の気持ちを伝えたい青年、退職届を今日中に書かないといけない女性など、困りごとを抱えた人々の心が思い出の文房具と店主の言葉で解きほぐされ・・・。
普段何気なく使っている文房具。
それら一つひとつには思い入れがあり、思い出される物語がある。
じんわり心が温かくなり、気がついたら涙があふれていた、そんな作品です。現在、四巻まで刊行されています。
児童書
恐竜博物館のひみつ
別司 芳子/作 ながおか えつこ/絵 (文研出版)

ある日の夜、恐竜博物館の研究員・天野の足元にぶつかったのは、展示されているカメの化石。
しかも動いていて、話ができる⁉
そのカメの年齢は、なんと一億一千九百五十八万歳!
その日から、夜になると博物館の化石が動き出す事態に。
そんな中、天野は三日に一度はやってくる小学生の博文と出会い・・・。
次第に交流を深める2人だが、博文にはなにか悩みがありそうな・・・。
夜の博物館で恐竜たちと会話をしながら、天野が教えてもらったこととは?
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更新日:2025年02月14日