図書館がおすすめする【今月の推し本】2025年8月
一般書
星の教室
高田 郁/著 (角川春樹事務所)
(補足)「高」は「はしごだか」です。

宝塚市出身の高田 郁氏の小説。
主人公の潤間さやかが、義務教育を終えていないという過去を抱えながら、夜間中学に通う物語です。
様々な事情で義務教育を終えられなかった大人たちが集う夜間中学での日々を通して、さやかの心が解きほぐされて行く様子が描かれています。
一歩踏み出したいと願うすべての人々に贈りたい、いくつになっても学ぶことが出来ると思える一冊です。
児童書
てんてんきょうだい
山田 慶太/文 田口 麻由/絵(ポプラ社)

言葉に「てんてん」をつけるのが大好きな、てんてんきょうだい。
互いに「にいぢや~ん」「おどうど~」と呼び合いながら、いろいろなものに「てんてん」をつけます。
兄が上手に「てんてん」をつけるのがうらやましい弟は、「ぼぐもにいぢゃんみだいに でんでんづげだい!」
さて、うまくいくのでしょうか?
毎日暑いですが、楽しいこの本をテンポよく音読すると「ぎもぢいい~」かも⁉
更新日:2025年08月12日