図書館がおすすめする【今月の推し本】2025年9月
一般書
僕には鳥の言葉がわかる
鈴木 俊貴/著 (小学館)

言葉を持つのは人間だけだと決めつけられてきた。
しかし、シジュウカラたちは、それが間違いであることを教えてくれた。
人間には人間の言葉があるように、鳥には鳥の言葉があるのだ。
動物言語学の分野を開拓した著者が、とても平易な言葉で、わかりやすく、これまでの研究を丁寧になぞっている。
鳥が言葉を話すなんて!と驚くだけでなく、これだけのことを証明するのに、こんなにも実験を繰り返さないといけないなんて!という驚きもある。
シジュウカラ語を習得して、小鳥たちの会話に耳を澄ませてみませんか?
児童書
竜が呼んだ娘 5
柏葉 幸子/作 佐竹 美保/絵(講談社)

罪びとの村に暮らす10歳のミア。
竜に呼ばれたミアは、王宮で働くことになり、竜の騎士を目指す。
ミアだけが使えるケガをすぐに治す薬を持っているミアは、竜の騎士になるよう説得され、テストを受けることに・・・。
そんな時でも、自分のことよりいなくなった仲間を探そうとするミアに、ライバルたちは少しずつミアのことを認めていく。
そこに、小さな魔女が現れて、ミアの心を揺さぶってしまう。
ハラハラ&ドキドキの冒険ファンタジー。
更新日:2025年09月12日