図書館員がおすすめする【今月の推し本】2026年9月

一般書
春にして君を離れ
アガサ・クリスティー 廣野 由美子/訳 (光文社古典新訳文庫)

2026年はアガサ・クリスティー没後50年。
それを記念して異彩を放つ人気作が新訳で発売されました。
夫と3人のこどもに恵まれた裕福な主婦ジョーンは、娘の住む中東からロンドンへの帰路で足止めを食らい、砂漠のレストハウスで孤独に今までの人生を振り返る。やりとりを思い出すたびに、良妻賢母であるはずの自分と愛する家族との関係が歪なことに気づいていき・・・。
ミステリの女王が描く、殺人事件が起きない傑作サスペンスです。
児童書
ぜんぶやりたいまにちゃん
くどう れん/作 及川 賢治/絵 (Gakken)

まにちゃんは毎日ちがう仕事をしています。
月曜日は歌手、火曜日は消防士、水曜日は水泳選手・・・。
たのしく暮らしている まにちゃんに町の人は言いました。
「どれが いちばん だいじなの?」
全部やりたくて、全部たのしくて、全部にあっているのに、いつかはひとつに決めなくちゃいけないのかな?
家族で語り合いながら読み聞かせするのにぴったりな絵本です。





更新日:2026年08月18日