図書館がおすすめする【今月の推し本】2024年5月
一般書
「NHKが悩む日本語」 NHK放送文化研究所/著 幻冬舎

NHKには放送の「ことば」を研究している文研用語班とういう部署があり、全国の放送現場からことばの相談が届くそうです。
この本はその相談や視聴者から寄せられることばの疑問についてNHK文研用語班が回答した内容を紹介しています。
例えば、「0%」。放送では「レーパセント」ですが、ないということを強調する場合は「ゼロパーセント」と、伝えたい内容によって読み方をかえているそうです。
その他にもたくさんのことばが紹介されており、どのことばも興味深いです。
ことばの持つ奥深さを知ってみませんか。
児童書
「しらべるちがいのずかん」 おかべたかし/文 やまでたかし/ 写真 東京書籍

インコとオウム、卵(たまご)と玉子(たまご)、糸こんにゃくとしらたき。
似ているものをならべてみました。
みなさんはそれぞれのちがいが分かりますか?
この本はさまざまなものの「ちがい」をテーマにした「ずかん」です。ふだんなにげなく見ているものも、ならべてじっくりかんさつしてみるとそれぞれにちがいがあることがよく分かります。
かたちやなかみのちがいから、からいシシトウを見分けるというじっけんもあり、大人でもじゅうぶん楽しめる一冊です。
更新日:2024年05月17日