図書館がおすすめする【今月の推し本】2024年11月
一般書
「今宵も猫は交信中」
水庭 れん/著 (講談社)

宵、きせき、シュトレン、めい子の4匹は別々の家に引き取られた元保護猫の4姉妹。
ごろごろと喉を鳴らしてテレパシーで会話していると、それぞれの飼い主さんが抱えている問題に気づきます。
大好きな飼い主さんの役に立ちたいと悩む妹猫たちのため、お姉ちゃん猫の宵は家から抜け出して・・・。
人間たちの世界を猫の視点で描き、人知れず猫たちが活躍するハートフルな物語。猫好きにはたまらない一冊です。
児童書
「ちいさなゆめがあったなら」
ニーナ・レイデン/作 メリッサ・カストリヨン/絵 よしざわ たまき/訳 (工学図書 山烋のえほん)

「ちいさな ほん があったなら、ともだち と なまえをつけましょう。」
丘や家、庭や池、船や自転車、テーブルやイス、犬や猫。
小さな女の子は自分の身近なものに名前をつけて慈しみます。
名前をつけると今よりも世界がすてきで愛おしくなるような、子どもの想像力があふれる鮮やかな絵本です。
ちいさな ゆめ があったなら、なんと名前をつけますか?
お子さんと語りあいながら読んでみてはいかがでしょうか。
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更新日:2024年11月15日