高座神社のフジキ

更新日:2024年03月19日

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県指定文化財 (天然記念物) 平成5年3月26日指定

  • 所在地 山南町谷川3557
  • 所有者 高座神社
  • 管理者 高座神社
林の中に色褪せた鳥居が右側にあり、奥に小さな赤い建物がある写真

 高座神社の本殿は、国重要文化財で江戸時代の宝永2年(1705)に建てられた五間社流造の立派なものですが、境内にはそれ以外に県指定文化財もあります。それが県の天然記念物では唯一の樹種、フジキです。
 あまりなじみのない木の名前ですが、小さな葉が藤の葉に似ているため名付けられたといわれています。別名・ヤマエンジュ。マメ科の植物で花は白く、その実は枝から豆のサヤがぶら下がるように実ります。
 高座神社のフジキは、幹周り420センチメートル、樹高20メートルの巨木で、全国的にもフジキの巨木はあまり知られておらず、貴重な樹木となっています。
(丹波市広報2009年3月号掲載「まちを歩けば」より)

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