山口神社のスギ
市指定文化財 (天然記念物) 昭和51年12月9日指定
- 所在地 山南町上滝316
- 所有者 山口神社
- 管理者 山口神社

恐竜化石発見現場を見下ろす山腹のやや高台にある山口神社は、今から800年前、大和葛城山から分祀したと伝えられる市内でも古い神社のひとつです。その境内の一角に、高さ35メートルのひときわ大きなスギの木が1本。目通り周囲7、1メートルの巨大な幹は見事な枝が四方に伸びています。幹の上部が落雷や大風で損傷しているものの、丹波市内では最大、県内では13番目の大きさのスギです。よく見ると植林されたスマートなスギとは異なり、どっしりと安定感のある樹形が、歴史の風格を感じさせられます。
(丹波市広報2008年9月号掲載「まちを歩けば」より)
更新日:2024年03月19日