いそ部神社本殿
市指定文化財 (建造物) 昭和48年9月14日
- 所在地 氷上町石生532
- 所有者 いそ部神社
- 管理者 いそ部神社
(注意)いそ部神社の「いそ」は「山」(やまへん)に「石」の字です。

いそ部神社は「延喜式」に記載のある古社で、社伝によると永禄年間に再建され、宝暦2年(1752)に改修されている。
社殿は、三間社流造・桧皮葺で北面し建つ。切石積みの基壇上に低い亀腹があり、その上に礎石上に柱を建てている。正面はしとみ戸で、内部は中央で外陣と内陣に分かれる。
外側は高欄付きの縁があり、正面は階段下に浜床がある。向拝柱の約1割の面を取り、高欄の木割、および逆蓮頭、頭貫鼻の絵様操形、かえる股、肘木鼻の操形、手挟の紋様等は古く、後捕されているけれども、多分に室町時代末期の様式を残している点が注目される。
更新日:2024年03月19日