旧友井家住宅
国指定文化財 (建造物) 昭和49年2月5日指定
- 所在地 山南町野坂字西山田203
- 所有者 丹波市
- 管理者 丹波市

元禄年間に当時の阿草村年寄だった友井徳左衛門(四代)が、となり村との境界紛争の裁定につくし、円満に解決したのでお礼として阿草村民一同から贈られた家だといわれている。
住宅は入母屋造・茅葺・妻入で縦割型の建物である。柱は栗材・梁は松材を用い、クギ類は一切使われていない。天井は竹の簀子張りで、「えんげ」「おもて」はその上に約5センチメートルほど土を敷いて防寒防暑に役立てている。
昭和49年に住宅改築のため解体し、昭和52年に原状にもどし現在地に移築再建した。
更新日:2024年03月19日