高見城跡

更新日:2024年03月19日

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市指定文化財 (史跡) 昭和41年11月3日指定

  • 所在地  柏原町大新屋133
  • 所有者  大新屋区
  • 管理者  大新屋区
高見城主郭の位置を示している、田んぼの奥にそびえる高見山の写真

 高見城の立地する高見城山は、柏原町の南西端に位置する海抜485メートルの高山で、急峻な天然の要害の山である。
 高見城は嘉暦2年(1327年)丹波の国守護・仁木頼章が築いたもので別名佐野城ともいう。
 戦国時代には氷上町新郷の豪族赤井家清が城主となったが、天正7年(1579年)赤井忠家が城主の時、明智光秀配下の四方田政孝の兵火によって落城した。
 本丸は山頂にあり、4段の平地がある。本丸より北と南に連る尾根筋に石垣や土塁の跡が随所にあり、南西約600メートルのところには広い平地があって、「中の台の城」といわれている。大手門は南西麓の佐野に、搦手は北麓の鴨野にあったようで、家臣の屋敷跡も鴨野にあったと伝えられている。

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