太鼓やぐら
市指定文化財 (建造物) 昭和50年3月27日指定
- 所在地 柏原町柏原141
- 所有者 丹波市
- 管理者 丹波市
藩政時代は大手門の付近にあったもので、内部は三層になっており、最上層の楼上には「つつじ太鼓」という大太鼓がつるしてある。
当時は時報や警報に用い、火事には3点打・山火事と出水には2点打であった。藩主が江戸より帰藩する時の合図にも用いた。
小学校ができてからは、児童の登校合図にも用いられていた。建立の時期は定かでないが、藩邸の造営が正徳4年(1714年)であるから、それに近い時代につくられたと考えられる。現地に移されたのは明治時代初頭のようであるが詳しい記録はない。
更新日:2024年03月19日