中野奴行列

更新日:2024年03月19日

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市指定文化財 (無形民俗文化財) 昭和54年7月28日指定

  • 名称 中野奴行列(なかのやっこぎょうれつ)
  • 保持団体 中野奴保存会
  • 奉納場所 内尾神社(参道)
中野奴行列(なかのやっこぎょうれつ)が行われている写真
神社の前で白装束の人たちが神輿を担いでいる写真

 丹波市氷上町中野区民に伝承され、総社内尾神社の例祭に行われる神幸の露払(先導)の一連の行事である。
 ハッピ姿で、神社から御旅所までの間に、9回「奴振り」を行う。行列は二列で、挟み箱2人(中老)が先頭で、次に草履取(小学校)1人・槍持(中学生)2人・傘持(青年)2人・小鳥毛(壮年)2人・大鳥毛(壮年)2人の順で、別に警護2人がつく。出場者は早くより肉食を禁じ、当日は斎戒沐浴をしてつとめた。起源は明らかではないが、江戸時代の後期からであろう。

『氷上郡の文化財』氷上郡教育委員会 1989より

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