稲荷古墳のヤマザクラ

更新日:2024年03月19日

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市指定文化財 (天然記念物) 昭和51年12月9日指定

  • 所在地  春日町長王
  • 所有者  長王自治会
  • 管理者  長王自治会
稲荷古墳のヤマザクラの写真

 春日町長王の山裾にひっそりと祀られる稲荷神社。この稲荷神社には、今から1500年ほど前に作られた古墳があり、この古墳の石室の天井石を抱え込むように根を張るヤマザクラがある。ヤマザクラは、日本に自生するサクラの野生種の一つで、江戸時代後期に交配によって生み出されたソメイヨシノとは異なり、寿命も長く巨木となるものも多い。稲荷古墳のヤマザクラは、樹高約30メートル、幹周り4、8メートルの大きさを誇り、県内で3番目に大きなヤマザクラである。植林されたヒノキ林のなかで、春には可憐な花を咲かせている。
(丹波市広報2008年11月号掲載「まちを歩けば」より)

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