丹波布伝承館

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施設の案内

丹波布伝承館では、丹波布の歴史について、古丹波布、草木染の原料、媒染と発色のふしぎ、丹波布のいろいろな製品などを常設展示しています。新人創作展や企画展も随時開催しています。
また、丹波布の技術の伝承を目的とし、本格的な技法を2年間で学ぶことができる「長期伝承教室」や、糸つむぎから機織りまで(染色を除く)の一通りを約5日間で学ぶことができる「短期教室」も行っています。
年間通して実施している「糸紡ぎ体験」や「織り体験」もありますので、興味のある方は気軽にお問い合わせください。

丹波布布伝承館内

丹波布伝承館内

丹波布伝承館

[丹波布伝承館]

開館時間:午前10時から午後5時

休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)

入館料:無料(講座・教室等は有料)

電話番号:0795-80-5100

丹波布伝承館染の原料と発色見本

草木染の原料や発色についての展示

丹波布新人創作展

新人創作展の様子

丹波布伝承館織り機

この織り機から美しい縞模様が生まれます。

丹波布は「手つむぎ」「草木染め」「手織り」「つまみ糸」

丹波布は明治末期まで丹波佐治の地で農家によって盛んに織られ愛用されてきました。また、京都方面へも佐治木綿(さじもめん)として売られ、多くの人に愛用されていました。

丹波布の特徴は栽培した綿を手つむぎし、栗の皮やこぶな草など野にある草木で染め、手織りで仕上げ、緯糸(よこいと)に屑繭から取った少量の絹のつまみ糸を入れるのが特徴です。

このようにして織られる丹波布は柔らかで素朴な風合いを持ち、経糸(たていと)と緯糸が織りなす多様で美しい縞模様が魅力の織物です。

すべて手作業で仕上げた織物は貴重な存在です。丹波布の生産は産業の発達により減少し始め、一度は廃れかけましたが、約60年前に研究者や地元の人々の努力によって復興され、後に国の選択無形文化財に指定されました。

アクセス

丹波布伝承館アクセス方法

・JR福知山線柏原駅又は石生駅から神姫バス「佐治行き」又は「青垣住民センター行き」⇒「上芦田」停留所下車⇒徒歩5分

・北近畿豊岡自動車道の青垣ICから車で1分

お問い合わせ

丹波市立丹波布伝承館

〒669-3803

兵庫県丹波市青垣町西芦田541-1(道の駅あおがき内)

電話・ファックス番号:0795-80-5100

 

この記事に関するお問い合わせ先

市民活動課 生涯学習係
〒669-3692 兵庫県丹波市氷上町成松字甲賀1番地
(氷上住民センター内)
電話番号:0795-82-0409

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