マイナ救急の実証事業を開始
マイナ救急の実証事業とは
総務省消防庁では、傷病者の健康保険証利用登録をしたマイナンバーカード(マイナ保険証)を活用し、病院選定等に資する情報を把握する取り組み(マイナ救急)を進めており、令和6年5月23日から全国67消防本部で実証事業が開始され、この度、令和7年度から全国すべての消防本部(720消防本部)で実証事業が開始されることとなりました。
これまで救急現場で救急隊が傷病者から口頭で聴取していた「傷病者の病歴、受診歴、服薬している薬」等の情報を、傷病者の健康保険証利用登録をしたマイナンバーカード(マイナ保険証)から取得し、正確な傷病者情報を早期に把握することで、適切な搬送先医療機関の選定が可能となり、円滑な救急活動が実証できるかを検証するものです。
実施期間
令和7年度10月中(予定)から令和8年3月31日(月曜日)まで
(注意)開始の際には、丹波市ホームページ、丹波市公式LINE・Xでお知らせします。
実施救急隊
丹波市消防本部5救急隊
マイナンバーカードの活用により期待されるメリット
- 自分の病歴や飲んでいる薬を、救急隊に正確に伝えることができる
- 円滑な搬送先病院の選定や適切な応急処置ができる
- 搬送先病院で治療の事前準備ができる
実証事業の対象
- 保険証の利用登録をしたマイナンバーカード(マイナ保険証)を持っている
- 傷病者本人から実証事業への同意が得られた場合
(注意)傷病者本人が意識不明等で同意を得ることが困難であり、傷病者の生命・身体の保護のため、医療情報を閲覧する必要がある場合は、本人の同意なしで医療情報を閲覧する場合があります。
丹波市消防本部からのお願い
いざという時に備え、マイナンバーカードの健康保険証利用登録、日ごろからマイナンバーカードを携行すること、そして実証事業へのご理解とご協力をお願いいたします。
引き続き市民の皆様にご安心していただける救急活動を目指してまいります。
更新日:2025年05月09日