水質検査結果速報(氷上南浄水場)
令和7年8月27日(水曜日)、氷上南浄水場系の水道水の水質検査において、「塩素酸」が国の定めた水質基準値(0.6mg/L以下)を超える濃度(0.61mg/L)で検出されました。
これを受けて翌日28日(木曜日)に再検査したところ、水質基準値を下回る濃度(0.1mg/L)でした。
一時的に水質基準値を0.01mg/L超過しましたが、人体への影響はありませんので、今後も安心して水道水をご利用ください。
塩素酸とは
水道水の滅菌に使用している次亜塩素酸ナトリウムが分解して発生する副生成物です。
赤血球細胞への酸化ダメージ(ヘモグロビン、血球容量、赤血球数の減少など)が考えられており、多量に摂取した場合の主な症状として、めまいや息切れなどが挙げられます。
今回超過した濃度(0.61mg/L)は、小児が1か月間飲み続けても健康に影響がないとされる濃度(亜急性参照値:3mg/L)を下回っており、人体への影響がある濃度ではないので、安心して水道水をご利用ください。
氷上南浄水場の配水区域
氷上地域:油利、稲畑、谷村(一部を除く)、朝阪、小野、佐野、福田、石生、大崎、北野、横田(一部を除く)、市辺の一部
春日地域:野山、長王、新才、古河、石才、朝日、園部、平松、牛河内、山田、坂、稲塚、黒井の一部
補足 春日地域の稲塚、黒井の一部は一時的に配水エリアを切り替えているため、氷上南浄水場の区域となっています。
更新日:2025年09月01日