四種混合ワクチン
【重要】四種混合ワクチンの終了について
令和6年度より、五種混合ワクチンが小児の定期接種として導入されたことに伴い、四種混合ワクチンの生産が終了しました。今後、四種混合ワクチンの予防接種は在庫限りとなるため、四種混合ワクチンを既に接種されている方のうち、まだ4回の接種を完了していない場合は、早めに接種を計画してください。
なお、四種混合ワクチンの在庫がなくなった場合、代替接種として五種混合ワクチンを選択することができます。ただし、五種混合ワクチンへの切替えは、ヒブワクチン及び四種混合ワクチンの接種回数を原則として揃える必要があります。
ご不明な点等あれば、健康課までお問い合わせください。
四種混合ワクチン予防接種について
対象となる病気について
ジフテリア
ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。
感染は主にのどですが、鼻にも感染します。『偽膜』という膜ができて窒息することもあります。発病から2~3週間には菌の出す毒素によって心筋障害や神経まひを起すこともあります。
百日せき
百日せき菌の飛沫感染で起こります。
風邪のような症状で始まり、続いて咳がひどくなります。乳幼児は咳で呼吸ができず、チアノーゼやけいれんが起こることがあります。
破傷風
破傷風菌やヒトからヒトへ感染するのではなく、土の中にいる菌が傷口からヒトの体内に入ることによって感染します。さまざなな神経症状(けいれんや手足の硬直、呼吸まひなど)があらわれ、発病の約2割が命を落とすといわれています。
ポリオ
ポリオは小児まひとも呼ばれています。かかっても無症状か、風邪に似た症状ですむ場合がほとんどですが、症状が出る場合は熱が下がった後に手足等にまひを生じます。
対象者
第1期初回及び第1期追加 生後2月から生後90月に至るまでの間にある者
(補足)令和5年4月から、対象年齢が従来の生後3月から、生後2月に繰り上がりました。
標準的な接種期間と接種回数
- 第1期初回 生後2月に達した時から生後12月に達するまでの期間
20日から56日の間隔をあけ3回接種 - 第1期追加 第1期初回接種終了後12月から18月までの間隔をおく
1回接種
注意点
過去に三種混合ワクチン、生ポリオワクチンを接種されている方で未完了の場合、未完了分は、90月(7歳半)に達するまでの間に四種混合ワクチン(または不活化ポリオ単独ワクチン)で接種します。
この記事に関するお問い合わせ先
健康課 予防接種係
〒669-3464 兵庫県丹波市氷上町石生2059番地5
丹波市健康センターミルネ3階
電話番号:0795-88-5754
更新日:2025年06月23日