令和7年度オオキンケイギクの駆除活動を実施

更新日:2025年06月02日

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令和7年5月28日、29日の二日にわたり、兵庫県立氷上西高等学校(以下:氷上西高校)、メルコパワーデバイス株式会社、地域の方々と協力し、青垣地域内のオオキンケイギクの駆除活動を実施しました。

本年度で4年目、4回目になる駆除活動となります。

はじめに、青垣いきものふれあいの里の職員から駆除方法を解説を聞き、駆除に取りかかりました。

5月28日(水曜日)の駆除活動

丹波市青垣町西芦田地内 主要地方道青垣柏原線 西芦田信号付近

参加人数10人

氷上西高校7人(生徒5人、先生2人)

メルコパワーデバイス株式会社3人

活動時間 約30分

駆除量 10キログラム(昨年度20キログラム)

氷上西高校の生徒らがオオキンケイギクの駆除活動をしている写真

駆除の様子1(5月28日・青垣町西芦田)

オオキンケイギクの駆除活動をする地元企業の方

駆除の様子2(5月28日・青垣町西芦田)

オオキンケイギクの駆除活動を氷上西高校の生徒5人の写真

駆除活動に参加した氷上西高校の生徒の皆さん

氷上西高校の生徒による駆除活動は、今年で4年目、4回目になります。

これまでの駆除量は、1回目40キログラム、2回目60キログラム、3回目20キログラムで、今年が10キログラムという結果でした。

氷上西高校の生徒の皆さんの活動が、オオキンケイギクの減少(駆除量の減少)につながっています。

5月29日(木曜日)の駆除活動

青垣町東芦田地内での駆除活動は、3年目、3回目となります。

メルコパワーデバイス株式会社は、地域貢献活動として活動に取り組まれており、地域の方々と協力して、110キログラムの駆除ができました。

黄色の花の咲いているオオキンケイギクだけでなく、まだ花が咲いていないものも葉の特徴から見分けて駆除されていました。

丹波市青垣町東芦田地内 県道109号福知山三男線 路側帯、歩道

参加人数 21人

 メルコパワーデバイス株式会社 13人

 地域の方 8人

活動時間 約1時間

駆除量 110キログラム(昨年度570キログラム)

作業着を着た男性が引き抜いたオオキンケイギクを持っている写真

駆除の様子3(5月29日・青垣町東芦田)

地域の人と地元企業の人が一緒にオオキンケイギクの駆除に取り組んでいる写真

駆除の様子4(5月29日・青垣町東芦田)

道路の路肩に咲くオオキンケイギク

駆除前(5月29日・青垣町東芦田)

道路の路肩に咲くオオキンケイギクを駆除した後の写真

駆除後(5月29日・青垣町東芦田)

オオキンケイギクは北米原産の多年草(複数年に渡り芽を出す植物)で、5月~7月にかけて黄色のコスモスに似た花を咲かせます。丹波市内でも道端や河原などで見かけることがあります。強靱でよく生育することから、かつては工事の際の法面緑化に使用されたり、苗が販売されたりしていました。しかし、あまりに強く、いったん定着してしまうと在来の野草の生育場所を奪い、周囲の環境を一変させてしまうため、平成18年に外来生物法に基づく特定外来生物に指定され、生きたままの運搬や栽培、譲渡などが原則として禁止されました。

 

駆除には継続した取組が必要であり、引き続き引き続き地域、事業者、学校、関係施設などと連携し、駆除活動の取組に努めます。

オオキンケイギクの駆除方法について

 オオキンケイギクは黄色いきれいな花を咲かせますが、その強い繁殖力で在来の植物の生息場所を奪ってしまいます。
 オオキンケイギクを見かけた際は駆除のご協力をお願いします。駆除方法については下記のリンクを参考にして下さい。

参考資料

関連リンク

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