【3年目】兵庫県立氷上西高等学校、メルコパワーデバイス株式会社と協力してオオキンケイギクの駆除活動を実施しました!
令和6年5月29日、30日の二日にわたり、兵庫県立氷上西高等学校(以下:氷上西高校)、メルコパワーデバイス株式会社、地域の方々と協力し、青垣地域内のオオキンケイギクの駆除活動を実施しました。
駆除活動には二日間で合計約60人が参加し、約600キログラムのオオキンケイギクを駆除することができました。
また、駆除活動には、青垣いきものふれあいの里の職員も参加し、駆除方法や見分け方を解説していただいたため、効率の良い駆除活動に繋がりました。
駆除前(5月30日、青垣町東芦田)
駆除後(5月30日、青垣町東芦田)
活動に参加した氷上西高校の北野裕大(きたのゆうだい)君は、「この活動でオオキンケイギクを初めて知りました。駆除は思ったより大変でしたが、地域のために何かできる機会があればまた参加したいです。」と話してくれました。
また、昨年に引き続き活動に参加した、同じく氷上西高校の小入羽一朗(こにゅうばいちろう)君は「自然が好きで、在来種を守りたいと思い今年も参加しました。去年より少なくなっていて、活動の効果を感じました。」と話してくれました。
加えて、メルコパワーデバイス株式会社の代表の方からも「環境活動、地域貢献活動等として引き続き取り組んでいきたいと思います。」とコメントがありました。
駆除の様子1(5月29日、青垣町西芦田)
駆除の様子2(5月29日、青垣町西芦田)
駆除の様子3(5月30日、青垣町東芦田)
駆除の様子4(5月30日、青垣町東芦田)
駆除の様子5(5月30日、青垣町東芦田)
駆除の様子6(5月30日、青垣町東芦田)
駆除の様子7(5月30日、青垣町東芦田)
駆除したオオキンケイギク(5月30日、青垣町東芦田)
オオキンケイギクは北米原産の多年草で、5月~7月にかけて黄色のコスモスに似た花を咲かせます。丹波市内でも道端や河原などで見かけることがあります。強靱でよく生育することから、かつては工事の際の法面緑化に使用されたり、苗が販売されたりしていました。しかし、あまりに強く、いったん定着してしまうと在来の野草の生育場所を奪い、周囲の環境を一変させてしまうため、平成18年に外来生物法に基づく特定外来生物に指定され、生きたままの運搬や栽培、譲渡などが原則として禁止されました。
オオキンケイギクは多年草(複数年に渡り芽を出す植物)であり、駆除には継続した取組が必要になるため、引き続き兵庫県立氷上西高等学校やメルコパワーデバイス株式会社、地域の方々と協力し、駆除活動を実施します。
実施日時
- 令和6年5月29日(水曜日) 午後4時~午後4時30分
- 令和6年5月30日(木曜日) 午後3時~午後4時30分
実施場所
- 令和6年5月29日(水曜日)
丹波市青垣町西芦田地内 主要地方道青垣柏原線 西芦田信号付近 - 令和6年5月30日(木曜日)
丹波市青垣町東芦田地内 県道109号福知山山南線 路側帯、歩道
実施結果
- 令和6年5月29日(水曜日)
参加人数 13人
氷上西高校9人(生徒6人、先生3人)
メルコパワーデバイス株式会社4人
活動時間 約30分
駆除量 約20キログラム
- 令和6年5月30日(木曜日)
参加人数 45人
氷上西高校22人(生徒16人、先生5人、PTA1人)
メルコパワーデバイス株式会社13人
地域の方10人
活動時間 約1時間30分
駆除量 約570キログラム
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更新日:2024年05月31日