ユネスコ無形文化遺産
ユネスコ無形文化遺産
伝統建築工匠の技:「木造建造物を受け継ぐための伝統技術」桧皮葺(令和2年12月17日登録)
伝統建築工匠の技とは、木・草・土などの自然素材を建築空間に生かす知恵、周期的な保存修理を見据えた材料の採取や再利用、健全な建築当初の部材とやむを得ず取り替える部材との調和や一体化を実現する高度な木工・屋根葺・左官・装飾・畳など、建築遺産とともに古代から途絶えることなく伝統を受け継ぎながら、工夫を重ねて発展してきた伝統建築技術であり、建造物修理、建造物木工、檜皮葺・杮葺、茅葺、檜皮採取をはじめ17件の国の選定保存技術で構成されています。
丹波市に関係する木造建造物を受け継ぐための伝統技術は、檜皮葺と檜皮採取です。
丹波市内の桧皮葺の文化財
国指定
県指定
八幡神社三重塔
狭宮神社本殿
市指定
ひわだの里「上久下」
材料を採る「原皮師」、材料を整える「整形職人」、できた材料を屋根に葺く「屋根葺き職人」。そんな職人たちの約2割の人たちが上久下(現在の丹波市山南町阿草、上滝、下滝、篠場、青田、畑内、太田、北太田)で働いています。
また、ふるさと文化財の森(文化財建造物のための檜を育てる森)や、日本で唯一檜皮を屋根に留めるための竹釘を作っている工房も山南町にあります。
ひわだの里 かみくげマップ (PDFファイル: 12.6MB)
(注意)このマップは上久下地域自治協議会が作成されたものを、許可を取って掲載しています。
既に紙のマップの配布は終了しているため、ご希望の方はこのデータをダウンロードし、ご活用ください。
詳細については、上久下地域自治協議会までお問合せください。(電話番号、0795-78-0001)
更新日:2024年03月19日